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2019年12月24日火曜日

合わせ屋根カーポートの半分を解体し、テラス屋根に流用する

カーポートの半分を撤去する計画とともに、リビング続きのテラス(ウッドデッキ)を作る妄想が湧いてきたので、DIYで移設工事を行いました。脚は花壇ブロックと一緒に、解体業者に頼んで撤去処分してもらいました。

既設カーポートは、合掌タイプの4本脚で、普通車2台入れるのがギリギリで、半分にして花壇を撤去することで使いやすい車庫になるのです。

後述しますが注意点は、

  • フレームが歪みがちなので、垂直・直角・対角寸法に注意する




カーポート屋根の解体


カーポートはアルミフレームのポリカ屋根、よくあるタイプです。築年数と同じくらいだから、約30年前の商品かな?雨どいの割れ、ポリカの苔汚れはありますが、まだ使えそうです。


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解体屋さんに頼むと別料金になると思いますので、屋根だけ事前に取り外しておきます。

屋根材は、横材の上の縦材2つでサンドイッチされています。上下は隙間に入っており、上だけパッキンが入っています。表面の縦材を外すと、屋根材が抜けます。



屋根材を取り外したら、裏面の縦材、脇のアーム、横材の順に解体します。解体せずにそのまま持ち運ぼうとしたら、無理だった…重さ的には大丈夫そうですが、大きさとしなりが難しい。



脚はサンダーで地面際を切りますが、処分が大変そうだったので、解体屋さんにまかせました。カーポート全撤去でも数万円でやってくれると思います。


固定金具の作成と支柱の固定


テラスを作るのは、リビングに面し、上にベランダがあるスペース。



ベランダ下部の天面から支柱を伸ばします。合わせ屋根をつなぐ金具を加工し、ビス止めできるようにします。



L字アングルをリベットで固定し、ビスに合わせた下穴を開けます。壁面取り付けの場合は、後部にL字2個など、形状に合わせて加工するといいでしょう。



これで支柱が固定できます。塗装とコーキングを行います。


脚の作成


これだけだと強度が足りないので(グラグラ)、脚を付けます。ただ、屋根がオフセットすることと、高さが足りないので、既存の脚は流用できませんでした。継ぐくらいなら1本の角材で作った方が良いかと。



上部はプレートで固定、下部はスペーサーを挟み、羽子板ブロックに固定します。



壁との隙間が無いように屋根を合わせると、既設より外に出てしまうので、支柱を延長してフレームを固定します。




屋根材の組み立て…完成!!


ここまで来たら、後は構造体を組み立てて屋根材を乗せるだけです。乗せてみると…

「屋根材の端が斜めになってしまう…」

あれ?と思い原因を探ると、支柱間・脚間・壁面との距離は合っていましたが、対角の寸法が数センチずれていました。ひし形にずれていた訳です。そこで、ロープで1つの角を引っ張りつつ、屋根材を乗せると、ピッタリ合いました。それでも多少の歪み・たわみはありますが、経年劣化なので仕方がありません。


※屋根と壁面の間に、L字アルミアングルを乗せ、コーキングしました



これでリビングから続く6畳の空間ができます。これだけの屋根をDIYで作るとしても、材料費がかなりかかるので、無料で廃棄物も出ないのはイイこと。近所の解体予定のカーポートを貰ってくるのもいいかも(笑)

さらにこの下は、ウッドデッキにする予定。いつになるかな?完成したらブログにアップします。




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