既設カーポートは、合掌タイプの4本脚で、普通車2台入れるのがギリギリで、半分にして花壇を撤去することで使いやすい車庫になるのです。
後述しますが注意点は、
- フレームが歪みがちなので、垂直・直角・対角寸法に注意する
カーポート屋根の解体
カーポートはアルミフレームのポリカ屋根、よくあるタイプです。築年数と同じくらいだから、約30年前の商品かな?雨どいの割れ、ポリカの苔汚れはありますが、まだ使えそうです。
【エントリーでP10倍 2/29まで】LIXIL/リクシル カーポート 2台用 基本36-50型 W3624×L4980 ネスカRワイド 熱線吸収ポリカーボネート屋根材 駐車場 車庫 ガレージ 本体 建材屋
解体屋さんに頼むと別料金になると思いますので、屋根だけ事前に取り外しておきます。
屋根材は、横材の上の縦材2つでサンドイッチされています。上下は隙間に入っており、上だけパッキンが入っています。表面の縦材を外すと、屋根材が抜けます。
屋根材を取り外したら、裏面の縦材、脇のアーム、横材の順に解体します。解体せずにそのまま持ち運ぼうとしたら、無理だった…重さ的には大丈夫そうですが、大きさとしなりが難しい。
脚はサンダーで地面際を切りますが、処分が大変そうだったので、解体屋さんにまかせました。カーポート全撤去でも数万円でやってくれると思います。
固定金具の作成と支柱の固定
テラスを作るのは、リビングに面し、上にベランダがあるスペース。
ベランダ下部の天面から支柱を伸ばします。合わせ屋根をつなぐ金具を加工し、ビス止めできるようにします。
L字アングルをリベットで固定し、ビスに合わせた下穴を開けます。壁面取り付けの場合は、後部にL字2個など、形状に合わせて加工するといいでしょう。
これで支柱が固定できます。塗装とコーキングを行います。
脚の作成
これだけだと強度が足りないので(グラグラ)、脚を付けます。ただ、屋根がオフセットすることと、高さが足りないので、既存の脚は流用できませんでした。継ぐくらいなら1本の角材で作った方が良いかと。
上部はプレートで固定、下部はスペーサーを挟み、羽子板ブロックに固定します。
壁との隙間が無いように屋根を合わせると、既設より外に出てしまうので、支柱を延長してフレームを固定します。
屋根材の組み立て…完成!!
ここまで来たら、後は構造体を組み立てて屋根材を乗せるだけです。乗せてみると…
「屋根材の端が斜めになってしまう…」
あれ?と思い原因を探ると、支柱間・脚間・壁面との距離は合っていましたが、対角の寸法が数センチずれていました。ひし形にずれていた訳です。そこで、ロープで1つの角を引っ張りつつ、屋根材を乗せると、ピッタリ合いました。それでも多少の歪み・たわみはありますが、経年劣化なので仕方がありません。
※屋根と壁面の間に、L字アルミアングルを乗せ、コーキングしました
これでリビングから続く6畳の空間ができます。これだけの屋根をDIYで作るとしても、材料費がかなりかかるので、無料で廃棄物も出ないのはイイこと。近所の解体予定のカーポートを貰ってくるのもいいかも(笑)
さらにこの下は、ウッドデッキにする予定。いつになるかな?完成したらブログにアップします。
0 件のコメント:
コメントを投稿