床下換気扇とは
基礎換気口のある家において、いくつかの換気口に排気扇を取り付けることで、湿気をコントロールする機器です。Panasonicと三菱電機から同じような商品が発売されています。
床下換気扇 FY-08FFA1-3 3台+TB50タイムスイッチセット パナソニック (即納在庫有) (/FY-08FFA1-3-TB50/)
V-09FFS3 三菱電機 床下換気扇 本体V-09FF3×3台 専用コントローラー付 (即納在庫有)(/V-09FFS3/)
地面から上がる湿気を強制的に排気するものですが、今の家は殆どベタ基礎か防湿シート施工済みなので、昔田んぼだった土地や地下水が近い場所で酷い湿気に悩まされている以外は不要です。我が家は道路から土盛りしていて、風通しもいい場所なので、湿気の問題はありません。ただ、床断熱材が薄いので、換気扇を付ける以外の換気口にシャッターを付け、風通しをコントロールすることを目的としました。床下の湿度が上がる季節に、シャッターを開けておけば自動で換気扇が働く運用です。
換気口の加工
換気扇本体の縦横幅は小さく、グリル位置を調整できるので、一般的な換気口なら基礎を削る必要はありません。ただし、奥行きは結構あるので、元々グリルが付いている場合は、取り外す必要があります。
マキタ 18V 充電式 丸ノコ + レシプロソー セット(本体のみ)/XRJ04Z/XSS02Z/コードレス/丸のこ/セーバーソー/電動のこぎり
↑マキタの米国モデルは安い。丸ノコの場合、刃にアダプターが必要となるが。電動ドライバーとインパクトのセットは米国モデル版を買ったが、全く問題無かった。日本人舐められてるのか??
換気扇の組み立て
組み立てと言ってもプラモデルみたいなもので…。梱包と位置調節のため、グリルと本体が別々になっているのです。
グリルは細かいですが、小さな虫は通れそうなので、ステンレスの網を間に挟みました。
網を挟み、付属の隙間埋めプラ板を上下に取り付け、ビス止めします。
電気配線
換気扇には100V出入コネクタが付いているので、VVF1.6 2芯で繋ぎます。床下に潜って、換気口まで這って配線しますが、難しい場合は外配線になります。
コントローラーの取り付けと試運転
コントローラーにはコンセントが付いていないので、屋外コンセントが近くにある場合でも、コンセント加工か、100V取り出しが必要になります。
一番近くの換気扇か、空いている換気口からVVFケーブルを取り出して接続します。電源と換気扇、2つをコントローラーに接続することになります。
コントローラーで湿度、温度、タイマーを設定できます。常時運転にして、全ての換気扇から排気されれば施工OK。音は近づけばかすかに聞こえる程度で、家の中からは全く聞こえません。
設定は、湿度が上がった日中のみ動作するように。これで、冬の間は動作せず、他の換気口のシャッターと閉じれば床下を風が通らなくなります。年の間に動作するのはほんの一時期だけになるけれど、まあ貰い物だしいいか!(笑)
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