もちろん数十万円かけて全交換すれば快適になりますが、扉に木目調粘着シートを貼るだけでも気分が大きく変わります。
今回は、撤去した棚下灯の代わりにLEDミニダウンライトを取り付け、ハンドミキサーなどが使いやすいようにコンセントを新設しました。
棚下灯の撤去とLEDミニダウンライトの取り付け
古い棚下灯は蛍光灯タイプで、棚に埋め込まれていましたが、厚みがあるため棚の奥行きを殺していました。しかも場所は調理台でなくシンクの方。デメリットが多いため、撤去しました。キッチンの天井灯は白色の明るいタイプですが、やはり調理時は影で暗く感じてしまいます。そこで、手元だけを照らす明かりを、天井灯と連動して点くようにします。
既存の配線が残っていますが、常時電源なので、コンセントに流用します。
ダウンライト用には、天井灯から分岐します。
棚の下が汚れており、旧棚下灯の穴や凸凹を埋める必要があったので、アルミ複合板を下面に貼りました。これはアルミ薄板で発泡樹脂をサンドした板で、サブロクで2,000円程と安価で、カッターで切ることができます。キッチンパネル代わりに使用できますが、耐熱性・耐久性の低さはご留意を。
ダウンライトの穴はホールソーで、コンセント用の角穴はカッターで切り抜きます。穴をあけたら仮止めし、棚下にも同じ大きさの穴をあけます。棚の板が固く、ボードが入っているので粉塵が飛んで大変…。ただ、見えないところなので綺麗に仕上げる必要はありません。
AD42645L 高気密ダウンライト (φ50・白熱球60W相当) LED(昼白色) コイズミ照明(KP) 照明器具
コイズミ照明 φ50コンパクトダウンライト拡散(白熱球60W相当)昼白色(ファインホワイト塗装) AD42645L
コンセント(回転式)の新設
炊飯器やレンジ用のコンセントは十分な数を追加したのですが、調理台でAC電源の機器を使う時に不便なことに気付きました。レンジ側から通路をまたぐか、そちらの空きスペースで作業するしかないのです。最近の家は、調理台の上にコンセントが付いていることが多いので、これを真似してみます。油汚れなどが入らないよう、回転しながら差し込むことでシャッターが開くタイプを使いました。
パナソニック WCF8302W 住設機器用プレート(2コ用)(ホワイト)
WCF8302B パナソニック 住設機器用プレート 黒
パナソニック WCN3802 住設機器用取付枠(2コ用)
パナソニック(Panasonic) 住設機器用埋込扉付 コンセント WCF3011W ホワイト
配線は、古い棚下灯のものを流用します。2Pだと、23mm x 72mmの角穴を開け、プレートはビスで固定します。配線ボックスは必要ありません(と言うか入らない)。穴が小さいので、既存のコンセントに付け替えたり、壁内配線で新設するのは難しいです。主に、洗面台や棚を加工して設置するものです。
VVF線の加工は、ホーザンの人気ストリッパーを使用。2種電気工事士試験でおススメされているものです。スピードはガッチャン方式が勝りますが、故障や微調整の手間を考えると、個人使用ではこちらがおすすめ。
ホーザン(HOZAN) VVFストリッパー 電気工事士試験対応 ワイヤーストリッパー P-958
【ホーザン HOZAN】ホーザン HOZAN VVFストリッパー P-958
こんな感じでダウンライトとコンセントが出来上がりました。新築みたいとは言いすぎですが、使いやすいキッチンになりました。眩しさが気になる方は、Panasonicパネルミナ等の眩しさを抑えるタイプの機器を使うといいでしょう。私的には、直接見ることがないので(料理中はほぼ下を見ているので)気になりませんが。
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