水道工事を行う場合、例えばシンク水栓を変えるならば、シンク下の止水栓を閉じれば事足ります。
しかし、個別の止水栓が無い洗濯機用水栓の交換や、配管更新の場合は、元から水を止める必要があります。
我が家の場合は、屋内からL字のバルブを介して止水栓を回します。しかし、これはメーターの後なので、メーター直後から配管更新する場合には使えません。
メーター前には、古びた止水栓ボックスの蓋が。開けてライトで照らしてみると…
ツマミが泥で埋まってる…
ということで、掘り返して直接ツマミに触れるようにしました。
バルブはI字の7x25mmですが、かなり固く、アルミC字材は曲がってしまいました。これを回す専用道具は、太い鉄材でできた「U字止水栓キー」というものです。四角いバルブの場合は、ボックス(角型)キーを使います。I字なのにU字を使うというのが分かり辛いですね、対応サイズも明記されていないし。
価格はモノタロウで約1,300円。ホームセンターにはほとんど置いてなく、あっても高価です。これくらいの値段なら一度しか使わないとしても、買っていいでしょう。
最初はスゴク固く、手では回りませんでした。T字部分にパイプを噛ませて、テコの原理でギュッと回すことで、やっと動きました。一度動くと軽く回るようになります。配管に対してツマミを90度に回すと、水が止まります。
これでメーター前から水を止めることができます。量水器ボックスに止水栓がない、どこで止めればいいのか分からない方は、参考になさってください。
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