トランプやザッカーバーグのことを低俗な成金とコケにしている人々は、この本で価値観をひっくり返されるだろう。誰が世界を動かす?
ピーター・ティールは彼らに金と啓示を与える友人のひとりだ。
民衆が動かす世界を権力者は恐れ、ポピュリズムは批判される。その時テック企業は、フェイスブックのタイムラインに細工をするだけで、大衆を思うがままに操れることを知った。私は流されないと強がっても、君の無意識や、君の友人はそうなってしまうことは実証済みだ。
ビッグデータはビッグブラザーの糧となる。ペイパル・マフィアが投資するソーシャルネットワーク、自動運転、宇宙開発は未来を作るか?それとも彼らが若い頃読んだSF小説の実現に過ぎないのか?
実用的と言えば、トランプの暴言もザッカーバーグのフェイクも然り。彼らが遠くを見過ぎているのかは未来人しか知らない。
自由主義者もその敵も、どちらの立場の人にも読んでほしい。ティールは漢が惚れても問題ない人物だ。
ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望
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