リンク 簡易防音ドアの自作
上記のように、寝室兼シアタールームに防音ドアを作成しましたが、一般的なラッチでなく、取り付けが楽な三角ゴンベを使用したため、
- 軽く押しただけで開いてしまう
- 遊びがあるため、隙間テープの反発力に負けてガタついてしまう
という欠点が。そこで、ギュッとドアを閉めた状態で鍵をかけ、防音性能を高める目的で面付錠を利用しました。
面付錠とは字の如く、掘り込み加工をせずに、ドア面に取り付ける鍵のことです。貫通穴を空けて外からキーで、中からツマミで開けられるものもありますが、今回は一番シンプルな、内側だけで操作するものを使用しました。
取り付けベースの作成
面付錠は玄関の補助錠として取り付けられることが多いので、閉まったときにドアと壁、又は子扉がフラットになる場合に、加工無しでピッタリ付くようになっています。室内ドアの場合は、戸当り枠や垂直の壁が邪魔して、錠がかけられないことが殆どかと思います。だから掘り込み加工が必要なシリンダー錠が使われるのですが…。
仕方がないのでベース材でドアの厚みを増やし、戸当たりを通り越して錠をかけるようにしました。
ベース材は面付錠や取っ手で隠れる部分にビスを打ち、接着剤を併用して頑強に固定します。
面付錠の取り付け
面付錠はベース金具を木ねじで取り付け、ビスで本体を止めます。4本のビスのうち2本はベース金具を貫通する長い木ねじになっており、かなり強固に固定されます。受け金具を戸当たりの隣に取り付けますが、少しきつめに、隙間テープがつぶれるくらいで掛けられるようにすると、がたつきが無くなります。防音効果に関しては、木造住宅なので限界がありますが、目に見える隙間は無くなったので良しとしましょう。
三角ゴンベも面付錠も、室内ドアには殆ど使われない器具ですが、一応取り付けは可能であることをお知らせまで。
30440065 FUKI 面付内締錠
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