12月初旬に大晦日の宿がとれた!
ふと思い出すと2018年末は祖父の霊に足止めされ(オィオィ...)、伊豆のクルーズで初日の出を拝む計画が未消化でした(大往生でした)。今年は箱根も鎌倉も越後湯沢にも行ったし↓
宮城から鎌倉~横須賀~千葉県北(鶴岡八幡宮、小町通り、軍港巡り、海ほたる車中泊、etc)車中泊弾丸旅行
2018年秋 宮城から新潟県越後湯沢~南魚沼~村上を巡る、んまいもん旅
正月はゆっくりしようと思っていたのですが、「富士山から昇る初日の出を見たことがない」ことに気付いてしまい、急遽旅行計画を立てることに。ちなみに、一般人の富士登山は夏季限定なので、山頂で初日の出は不可能です。私も勘違いしていましたが、テレビで元日に映すのはヘリからの映像だけですよね。
結婚祝いで貰ったJTB旅行券を使うため、ネットで下調べした上でJTB店舗を訪れました。調べていただくと、1部屋のみ確保できると。しかもホテルから富士山が見えるので、早起きして初日の出を見に行く必要が無いと。一人4万円超と高額でしたが、思い切って決めました。旅行券でなければ決断できなかったな…。
ちなみに、JTBナイストリップ(金券型)はインターネットのプランで使用不可ですが、JTBトラベルギフト(カード型)は可能で、1円単位で利用できるので、今後はこちらが主流になると思われます。
ホテルは大晦日の1泊のみなので、その前後を移動&車中泊として、「1泊豪華主義」富士山周辺旅行に行ってきます!
御殿場アウトレットと時之栖
朝に宮城を出発すると、東北道~圏央道~東名道を通り、足柄・御殿場へは昼過ぎには着けると思います(480km、約6時間)。出発を12/28(金)にして、平日の閑散時を狙い御殿場アウトレットと時之栖のイルミネーションを見る作戦です。羽生PAで腹ごしらえ 軍鶏鍋
しかし今回は中央道八王子JCT付近の事故渋滞と、それを避けるために通った首都高で迷い、首都高湾岸線に入ってしまい、東名まで下道で戻ることになったため、到着は17時でした。ただ、アウトレットは見るべきものが無かったので、丁度良かったと思いました。
御殿場アウトレット
アウトレットはおおよそ2種類あって、ブランド物が相対的に安い場合と、お値打ち品が絶対的に安い場合があり、どちらかに偏って店が選ばれる傾向があります。御殿場アウトレットは前者のタイプ。後者は那須や田舎のアウトレット。ということで我々には惹かれる商品はありませんでした。イルミネーションにも期待していたのですが、これは空きスペースや植え込みに電飾が付けられているだけで、誰もが素通りするクオリティ。サッサと次の目的地へ向かいます。時之栖「ひかりのすみか」
静岡県人気1位のイルミネーションで、無料エリアと2つの有料エリアで開催されています。10月から3月頃まで点灯されているのがスゴイ。仙台光のページェントなんて2週間程ですからね(笑)。
駐車場は時之栖ホテル前で、道路上にも数台並んでいましたが、客の回転が良いのかすぐに停めることができました。その理由は、つまらない訳ではなく、2018年内最大級の寒波で雪こそ降らないもののかなり寒かったこと。
こちらのイルミネーションは流石といったところで、無料エリアだけで十分楽しめます。寒さがなければゆっくり有料エリアまで見て回ったのですが…。それでも光の回廊の規模や、豊富な写真スポットは訪れる価値大。屋台も出ているので、ホテルに宿泊して夕食後に散歩するのが本来の楽しみ方だと思います(でも、高いんだろうな…)。
東海道横断 静岡県の観光スポット巡り
天然温泉ざぶ~んとEXPASA富士川(下り)
イルミネーションを見た後は、「天然温泉ざぶ~ん」へ。一部天然温泉のスーパー銭湯で、仙台だと仙台港のコロナのような施設です。午前1時頃まで入浴・食事可能ですが、24時間営業ではないので車中泊はできません。コロナと同様、パチンコ店が併設されると客層が…なので、ゆっくり寛ぎたい方にはおすすめしません。車中泊はEXPASA富士川(下り)へ。上りは道の駅が併設された大型SAとして有名ですが、こちらは比較的空いていてゆっくり車中泊できます。
藤枝市・島田市 藤七製茶所「ななや」石川製茶「日本茶 ひといき。」
以前ふるさと納税で静岡県藤枝市の藤枝茶セットを購入して、美味いお茶は美味いことに気付かされ、各地でお茶を土産にするようになりました。今回はそのお礼も兼ねて現地へ。【ふるさと納税】ふるさと藤枝茶逸品詰合せ☆このひと箱で、藤枝茶をまるごと味わえます☆
ふるさと納税で藤枝茶セットを購入。他の産地より甘みとコクが強い。1万円だけど減税で実質負担2,000円。他も合わせて計3万円(収入によって限度が違う)購入しても負担は2,000円。返礼品は量が多いので、保存できる物や冷凍肉がオススメ。
藤七製茶所「ななや」は「世界一濃い抹茶ジェラート」が有名です。もちろん一番濃いNo.7と、そのぜんざいを食べてきました。濃い、濃い。苦味はあるけど安い茶葉のようなえぐみは無く、すっきりしています。カカオの多いビターチョコにも似た味わいで、市販の抹茶ジェラートとは別物です。そこに温かい小豆餡をかけたぜんざいも、抹茶が負けず、半分溶けた状態で食べられるので、寒い日におすすめ。もうひとつ、あまり目立たない処にありますが、お茶の有料試飲も是非試してみてください。セルフサービスで飲み放題500円。お茶の購入時に使える500円割引券がもらえるので、購入予定のある方は実質無料です。やっぱりというか、身も蓋もありませんが、高価なお茶は旨い。100g1,000円以上からグッと味の深みが変わります。ということで人気No.1の深蒸し「深みどり」を購入しました。
ゆっくり座れる席が少ないのと、11時を過ぎるとインスタ蠅~が集まって店内がゴチャゴチャするので、早めの来店がおすすめ。また、お茶は利尿作用がありますが、店舗のトイレはかなり古い(嫁・談)ため、近くのカインズホームのトイレを借りてから次の目的地へ向かうことをおすすめします。
朝からスイーツとお茶ばかりだけれど、次も隣の島田市にある「日本茶 ひといき。」へ。こちらは10席ほどのイートインスペースがあるカフェ・お茶販売店です。金粉白玉ぜんざいと焼き芋をいただきました。お茶に合うスイーツの味をよく研究している感があります。販売しているお茶のパッケージがユニークなので、お土産に良いと思います。
三保園ホテル(三保松原)
早めの日帰り入浴に立ち寄ったのが三保園ホテル。大人600円、小人300円と安価で、11:00~21:00まで利用可能なのが太っ腹。ちょっと設備は古いですが、温泉は本物でよく暖まり、時間が早かった為か空いていてゆっくり入浴できました。外には無料の足湯もあります。ある意味素晴らしい見た目の焼き肉センター。後で情報を見ると、国産黒毛和牛が提供される隠れた名店らしい。焼き肉センターから三保園ホテル日帰り入浴を経て富士川楽座への車中泊は最高のコンボだろうから、試してみたいものです。
由比港 ごはん屋さくら
由比港と言えばさくらえび。由比バイパス沿いの「ごはん屋さくら」で夕食にしました。残念ながら生シラスの水揚げはなく、さくらえびも不漁で秋物がない状況でしたが(春物の冷凍品)、それでもかき揚げは美味しかったです。年々さくらえびの漁獲量が減っているそうなので、いずれ高級食材になってしまうかもしれません。総じて静岡の飲食店は出されるお茶が美味しいのですが、ご飯がイマイチ。私の個人的ベストは新潟県岩船産コシヒカリで、固めで甘いのが特徴ですが、こちらは真逆なので、県民の好みと品種が違うのでしょうね。EXPASA富士川(上り)と富士川楽座
次の日の目的地が富士宮周辺で、高速を使う必要がないので、PAでなく道の駅富士川楽座で車中泊することにしました。富士川楽座は立体駐車場と店舗前、店舗の道路向かいに停められますが、立駐は夜9時に閉鎖され、店舗前は台数が少ないので、道路向かいに停めるのがいいと思います。今回は店舗前に空きがあったので停められました。道路向かいも、歩道橋で本館・トイレまで移動できます。本館3階にEXPASA富士川への連絡通路、4階に21:00まで使用可能な休憩所があるがGood。ただし、道路が近く交通量が多いので、気になる方はPAの方がいいと思います(スマートICからPA利用不可なので、近くのICから乗る必要あり)。
富士の裾野を駆け上がる
佐野製茶所カフェ
富士山を望む富士宮の茶畑の中に、民家のようなカフェを発見しました…まあ、ネットで調べていったのだけど(笑)。道路側にはよく見るとのぼりが立っていますが、分からずにしばらくグルグルしてしまいました。
こだわりのお茶とこだわりの和菓子を、富士山ビューのソファ席で。
焙烙とアルコールランプでお茶を煎る、贅沢な時間。お湯はお洒落なステンレスポッドに2~3杯分入っているので、ゆったり楽しめます。
富士本宮浅間神社
富士山の周辺には神社が多く、富士山を信仰対象とするものは浅間(せんげん)の名が入ります。こちらは富士宮の町中にあるので、一番行きやすいと思われます。駐車場もあるようですが、イオン富士宮に停めて歩くのもおすすめ。散歩にちょうどいい距離です。
敷地は広く、富士山の地下水が澄んだ池と川を作り出します。神社の池というと淀んだイメージがありますが、ここのは飲めそうなくらい(飲まないでね)。
ただし、お宮横丁は期待外れ。屋台とプラスチックの椅子テーブルがいくつか並ぶだけ。神田川の方には新しいカフェや建設中の食堂がありましたので、こちらに期待です。
道の駅朝霧高原とあさぎりフードパーク
車中泊は道の駅朝霧高原で。隣のあさぎりフードパークへは徒歩で行けます。富士山もきれいに見れて、食堂も8:00から営業していて、大変便利な道の駅なのですが、この時期はとにかく寒い!吹きっ晒しの風に氷点下の気温で、トイレに行くのに覚悟がいります。フードパークで購入した富士山酒造所の「げんこつ原酒」とワイン1本空けても寒さで酔わないので、布団にくるまって早めの就寝。羽毛布団と厚いマットレス(家用)を持って行ったので寒くて起きることはありませんでしたが、窓の結露が内側で凍っていました…。静岡とは気候が全く違います。冗談でなく凍傷や凍死の危険があるので、十分な装備を。ラビスタ富士河口湖と2019年初日の出
本栖湖・西湖野鳥の森公園・西湖いやしの里
宿へはパノラマライン周辺を観光しながら、早めにチェックインする予定で動きます。一応、河口湖以外も見ていこうと、本栖湖に行くと湖畔のキャンプ場がテント渋滞に。初日の出を見る人達のようですが、寒くないのでしょうか。ウェーダーを履いた釣り人も見かけました。
西湖を通る途中に、氷のオブジェを見つけたので立ち寄ってみます。ここは西湖野鳥の森公園で、木に水を噴射して、つららを作っているんですね。1月以降になると、夜間のライトアップも始まるそうです。
西湖でもうひとつ、あまり期待せずに訪れて意外だったのが、西湖いやしの里。かやぶき屋根の集落にお土産屋などの店が入ったテーマパークのような場所で、故に外国人観光客の方が多数訪れていました。日本人には昔の村を見ているだけの感ですが(笑)、個性的な店や、富士山を背景にした景観は楽しめます。
手打ち蕎麦は旨いが1,000円は観光地価格。食事だけでも入場料が必要です。
茅葺き屋根と富士山は日本を感じさせるのでしょう。忍者コスプレの外国人も見かけました。貸衣装屋があるのですが、日本人がやると恥ずかしさ満点。
ラビスタ富士河口湖のレビューと2019年初日の出
今回2018年大晦日の部屋を残り一室でギリギリ確保できたのが、共立リゾートが経営するラビスタ富士河口湖です。外観はパッと見ラブホテルのようなヨーロッパのリゾート風。改装したばかりとのことでしたが、エレベータで上がった2Fのフロントから、連絡通路を通って客室へ上るエレベータに乗り換えるため、移動が面倒です。
河口湖北側の小高い丘に位置するため、富士山と河口湖大橋がベランダの浴室からバッチリ見えます。ただし目隠しがないため、着衣での入浴が必要です。水着は無料で貸し出されますが、着替える場所がないため、バスローブを着て脱ぎ着するとのこと。こちらも動線がイマイチ。
予約不要の貸切風呂が便利で、5つある2~3人用の風呂を内側から鍵をかけることで自由に使えます。入口に全ての空き情報が表示されるのもいいです。何度か入りましたが、1つ2つは空きがありました。もちろん大浴場もあります。飲み物やアイスを無料で頂くことができます。
一応飲食禁止とは書かれていないことを確認し、貸切風呂にビールを持ち込んで一杯。これが最高。皆考えることは同じらしく、ごみ箱には空き瓶が入っていました。ただし、貸切風呂から富士山は見えません。
このホテル一番の目玉がディナーのフレンチフルコース。これだけのために泊まってもいい感じ。まず、給仕が完璧で、テーブルごとに担当者が決まっており、食するスピードに合わせてくれる。肉・魚のメインにパスタ、〆のご飯とみそ汁もあるのでボリュームも満足。あまり高級店へ行くことはない私の評価で恐縮ですが、仙台のフレンチレストラン・ホテルと比べてもかなり上、生涯一番のフレンチでした。
もちろん初日の出もベランダから見ることができるので、寝坊しても大丈夫です。ただし、方向的に富士山と日の出は遠くなってしまうのは仕方ないところ。本栖湖の方からだともっと近くなるのですが(早起きは辛い…)。
初詣は富士御室浅間神社へ
ゆっくり朝風呂と朝食バイキングを楽しんだ後(チェックアウトは11:00)、近くの神社で初詣。こちらは河口湖湖畔にあり、鳥居の間から富士山が見られる神社です。昼前なので15分ほど並ぶだけで参拝できました。御朱印は2カ所分いただくことができます。駐車場からは遠回りですが、是非鎮守の森を抜ける静かな参道を通って鳥居をくぐってみてください。忍野八海は混雑を避けて日没後に訪れる
道の駅富士吉田や樹海周辺で時間を潰しながら、忍野八海へ着いたのが17時過ぎ。朝から日没まで観光客で埋め尽くされると言われる場所なので、日没後に夜景を撮ることにしたのです。これが大正解で、疎らな観光客はアジア人で、営業中の土産屋に寄って帰るところ。真っ暗になる前ならば、20~30秒の長時間露光で池の写真を撮ることができます。
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軽量一眼レフ+軽量レンズならこの三脚で大丈夫。コンパクトで大きめのポケットに入るくらいで、セットも一瞬なのがGood。脚をしならせて地面に食い込ませるのが安定させるポイント。中級クラスのカメラや大型のレンズでは無理ですが。
駐車場は中心部にあるオサダ駐車場を利用しました。係員はいませんでしたが、ポストに300円を入れると良いみたい。
イオンレイクタウンで初売り
このまま談合坂SAで車中泊するつもりが、丁度乗りたい区間で事故渋滞15kmとの情報があったため、時間が勿体ないと、一般道を次の目的地イオンレイクタウン方面へ向かうことにしました。大垂水峠~甲州街道を抜け、近くのICから蓮田SAへ入り車中泊しましたが、カーブと知らない道でかなり疲れて、翌日レイクタウンはチラッと見るだけで帰路につきました。もともとメインの目的でなかったのでこれでよかったのですが、初売りの次の日なのに10時頃になるとほぼ駐車場が満車になるくらい混んできましたね。
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