今回は父の会社の保養所となっている、ナスパガーデンタワー(越後湯沢駅近く)に宿泊するので、嫁と両親を引き連れ4人旅です。
宮城からの行き方や、越後湯沢、南魚沼、村上の観光スポットをご紹介します。
宮城から新潟へ 車での行き方
磐越道経由
車のナビで設定すると、この経路が出てくると思います。東北道から磐越道を経由して、北陸道又は日本海東北道で、新潟全域に高速に乗ったまま行くことが出来ます。途中SA・PAも適所にあるので、通常はこのルートを選ぶと快適だと思います。今回行きにこのルートを選びました。小国峠(国道113号)経由
新潟県の村上、胎内、瀬波温泉などの県北を巡る場合は、距離が近く、高速代も安くできる小国峠経由がおすすめ。峠といっても国道なので道幅は広く、冬は除雪もされます。今回は帰りにこのルートを通りました。小国峠・国道113号は黄線2車線道路で、50km規制ですが、60~70kmで流れている走り易い道路
峠を抜けた後の経路ですが今回は新しくできた道の駅米沢に立ち寄る為、米沢ICから東北道経由で帰りましたが、距離的には山形自動車道を経由する方が近いです。東北中央自動車道上山ー高畠間が開通すれば、さらに時間短縮になりますが、いつになるのでしょう?
その他のルート
山形自動車道から月山を超えて(未だ高速不通区間)、鼠ヶ関、笹川流れを通るルートは、日本海の景勝と観光を楽しみつつ県北に向かう際におすすめ。奥会津・只見から魚沼に抜けるルートは、只見川の雄大な流れを横目に、昭和のまま時が止まったような山間の集落を抜ける歴史的な旧街道ですが、道が狭くカーブが多いので、時間に余裕がある時にどうぞ。
越後湯沢周辺を食べ呑み歩く(南魚沼市)
燕三条に立ち寄り、ナスパニューオータニ・ナスパガーデンタワーへ
1日目は移動日としましたが、あまりに早く到着しそうだったので、燕三条に立ち寄り、ストックバスターズでアウトレット食器を購入。道の駅燕三条地場産センターで買い物ブラり、同区画内の「らーめん勝燕三条店」で燕三条ラーメンをいただきました。こちらは同じ駐車場から歩いて行けるので便利です。丼がステンレス二重構造の「メタル丼」で、冷めにくく触っても熱くありません。市販されているのでおひとついかが?(なかなかの高額)【送料無料】 18-8ステンレス 二重メタル丼 21cm ミラー仕上げ 【smtb-TK】
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11月後半でしたが、越後湯沢に近づくと雪が降ってきてビックリ。道路に積もる程ではありませんが家の屋根は真っ白。早めにスタッドレスタイヤに交換して良かったです。
宿泊先はナスパニューオータニに隣接するナスパガーデンタワー。ニューオータニのレストラン・大浴場が利用できます。夕食はバイキングで美味したが、6,000円の高価格には見合わず、周辺にコンビニやレストランが無いで節約旅には不向きですね。部屋でカップ麺という手もありますが…。
カニも食べ放題。デザートも美味。しかしアルコールは別料金で高額。
ナスパニューオータニ(ホテル)&ナスパガーデンタワー(リゾートマンション)からは直接スキー場に行くことができます。うっすら積もってオープン間近といった感じ。
三国街道 塩沢宿 牧之通り
上越線塩沢駅前に、旧街道を模した商店街があり、黒で統一された建物の景観、老舗の商店巡りを楽しむことが出来ます。塩沢郵便局裏に大きな無料駐車場があるので、車でも便利です。2日目はここからスタート。こちらの地方の銘菓はハッカ糖ですが、一番の老舗が塩沢駅近くの「松月」です。ハッカ糖だけでなく、鶴齢の日本酒を使った葛羊羹、雪下人参のゼリーなど、新しい味も楽しめます。お店の方も気さくに説明してくれるし、個包装のお菓子もあるので、気軽に入ってOK。
ぶらぶらと歩きながら、「越光玄米蔵」へ。酒粕ソフト、酒粕ジェラート、おやきのような「あんぼ」をいただきました。店内で座って食べることができます。前に食べた玄米ジェラートが美味しかったのですが、今回は品切れでした。
八海醸造 魚沼の里
「新潟市」「ワイン」と言えばカーブドッチ・ワイナリー(www.docci.com)で、ワインの販売だけでなくレストラン、温泉、宿泊施設も備えた、ひとつの「村」。いちど泊まって呑みたいと思っていますが、人気で予約が取れないんですよね。今回訪れたのは「南魚沼市」「日本酒」の村、八海醸造 魚沼の里です。雪室酒蔵、和食レストラン、洋菓子店、蕎麦処の他、一般の人も入れる八海醸造社員食堂「みんなの社員食堂」もあります。
猿倉山ビール醸造所とパン屋、土産屋。もちろんビール片手にパンを頬張ることも可能。六日町駅からシャトルバスが運行しているそうです。
みんなの社員食堂は有名で人気のため、混んでいる時は「城内食堂 武火文火」もオススメ。美味しいコシヒカリの定食を食べられます。
今回は10人ほど並んでいましたが、社員食堂で食べることができました。ご飯・味噌汁、カレー注文の人はそれが食べ放題。おかずも手間をかけたおふくろの味でボリューム満点、日替わり850円、八海山定食(肉 or 魚)1,000円はお得。ちなみに社員さんは行列に並ばなくてもいいシステムのようですね。そりゃ、休日出勤して行列じゃ可哀想だもの…。確実に食べたいならば、11時の開店前に並ぶのをオススメします。
八海醸造雪室では試飲もできます。日本酒はもちろん、米焼酎も旨い、と試飲した父が言っていました(私は運転手なので呑めない…)。香りだけ嗅がされて生殺しされましたが、米の華やかな香りが立って焼酎臭さが無く、呑みやすそうです(呑ませて~)。八海醸造の米焼酎を使ったチューハイは、度数の割に呑みやすくサッパリでした(イオン六日町店でも購入可能)。
【米焼酎ハイボール】プリン体ゼロ・糖質ゼロ『 八海山の焼酎Wハイボール12本入(各6本) 』350ml缶×12本入り(白6本・青6本) 新潟県の酒蔵「八海山」が造る「よろしく千萬あるべし」焼酎ハイボールシュワっと爽快感をお届け!。卍
メモリアル貯蔵米焼酎10,000円が並びます。子供が二十歳になるまで預かってもらい、一緒に呑むという妄想ですかね?
八海山尊神社
私のような無神論者が御朱印集めをしているのは、スタンプラリー的感覚と、達筆・珍しい印を集める為です。伊豆山神社の力強く荒ぶった筆と伊勢神宮の潔い単純さを見ると、格式高い神社は上品、山中の神社は豪快なデザインにする取り決めがあるのでしょうか。書く人にもよるのでしょうけど(笑)
八海山尊神社もネットで調べると豪快・達筆だったので、行ってみました。八海醸造から車で10分程。社務所でなく、右折して山に入った里宮で御朱印を頂くことができます。社務所でも貰える話がネットでありましたが、お寺が多々ある狭い道で、見つけることができませんでした。
御朱印はこちら。豪快さには欠けるかな?300円です。
越後湯沢駅 ぽんしゅ館
一旦ホテルに戻り、車を停めてシャトルバスで駅に向かったのは、皆で呑む為であります。越後湯沢駅とナスパガーデンタワー(ナスパニューオータニ)は無料シャトルバスで行き来できますが、本数が限られており、時期によって時刻表が変わるので、事前に要チェックです。また、夕食にちょうどいい時間にはバスが終わっているので、駅前で食べて呑むとすればタクシーを使うしかありません。それでもホテルの夕食バイキング6,000円よりは安上がりかと。流石の米処酒処、新潟駅と越後湯沢駅にはワンコインで100近い銘柄の日本酒(焼酎・梅酒・ワインも有り)を試飲できるスポットがあるのです。500円で5コイン、酒によって御猪口1杯1~3コインとなっており、つまみの塩も各種置いてあります。毎回思うけど、次々飲むとどれが美味しいか忘れちゃいますね。まあ、楽しみながらいつか自分の好みが見つかればいいのです。
駅には爆弾おにぎり(4合)で有名な「雪ん洞」の他、食事処も豊富で、なんと温泉に入ることもできます。スキーシーズンには駅裏からリフトに乗って滑ることもできます(初心者コースのみ)。お土産屋で酒の肴を買い、魚沼らーめん雁舎で餃子を持ち帰り、ホテルで2次会。これならホテルでの食事より安上がりですね。
その他 南魚沼市の立ち寄り処
①道の駅南魚沼雪あかり…南魚沼産のコシヒカリを比較的安く購入することができます②農産物直売石打正直村…今年は11/26から冬期休業に入るそうですが、ギリギリ安い野菜が買えました。空き地にテントを立てたようなディープな直売所。大根が激安、柿は激甘でした。
③おにぎり屋うおぬま倉友農園…前に来た時の朝食で、米が旨いとおにぎりだけで幸せになれます
これらは全て国道17号三国街道沿いにあります。お酒や食料品はイオン六日町店が品数豊富です。
村上の塩引き鮭と北限のお茶、大洋盛酒造
最終日は、湯沢から関越~北陸道を通って村上へ向かいます。新潟県村上市は県最北に位置する、歴史ある鮭の町。村上藩と言えば…ちょっと思いつきませんが(笑)、貿易船で栄えていたはずです。ここで立ち寄るべきは鮭加工品店「千年鮭 きっかわ」とその直営レストラン「井筒屋」。私たちが村上まで往路はるばる訪れるのは、ほぼこちらだけが目的ですがいけませんか?(笑)
土日祝日は、村上市役所前駐車場が無料で解放されています。各店舗に近く、街歩きに便利です。
まず「井筒屋」へ。11時オープン直後でも予約で満席でしたが、ちょうど空いた席があったのですぐに入ることができました。席が無いと次回は13:30からの案内となるそうなので、予約がおススメです。
手まり寿司と酒びたしから
七輪で塩引き鮭を焼きます
2杯目はだし茶漬けで。この為に塩引きは残しておきましょう。茶漬けにするのが勿体ないくらい美味しいコメは岩船産コシヒカリ。
井筒屋でいただける品は、「千年鮭 きっかわ」で購入できます。塩引き鮭は1匹15,000円~と高価ですが、切り落としは安く買えます。これでも十分。鮭の生ハムもオススメ。
次は、嫁の同僚(新潟出身)オススメの「お菓子の昭月堂」釜出しシュークリーム。パリパリの生地にその場でクリームを詰めてくれます。
緑茶がマイブームで、旅先では必ず立ち寄るご当地茶屋。村上市は北限のお茶と言われています。天気も良いので歩いて老舗「九重園」へ。店員さんオススメの「あさひの茶(100g 1,080円)」はキリッとした苦みと濃い粉感で、昔ながらの味。店内には御休処「九兵衛庵」があり、お抹茶セットなどがいただけます。
村上市でいちばん有名な「大洋盛酒造」は、住宅街の中でちょっと分かり辛いですが、北側の道路、富樫眼科医院の看板から入った方がいいです。ナビだと東西の道路が設定されるかもしれませんが、狭く普通車でギリギリでした。東から入って西から出た私が言いますが、おすすめしません。こちらでは試飲も出来ますが、例の如く運転しない父母のみ。蔵出し生原酒を購入すると、その場で瓶詰してくれました。帰宅後にいただくと、生ならではのスパークリング具合にスッキリした後味で、グイグイいける危険な代物でした。
ちょっと遠回りして、新しい道の駅米沢を覗きます。高級米沢牛レストランが出来たというので、チラ見だけしてフードコートで米沢牛コロッケを頂きました(笑)。店内は広く、地場産の果物・野菜・土産物が豊富です。ここ5年くらいで新設された道の駅は、どれも観光客が楽しめる造りになっいますね。古いと個人商店のような道の駅もありますが。
宮城から新潟・越後湯沢への観光は、2泊3日あればゆっくり廻ることができます。今回行けなかった越後ワイナリーや多々あるスキー場等、まだまだ遊びたい処が残っているし、季節ごとに違った楽しみ方ができそうなので、又ん~まい米と酒を喰らいに訪れたいものです。
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