BJURSTAの伸長方法とその欠点
BJURSTAの伸長機構は、スライドガイド材とロックピン・ロッククリップで構成されるため、パタパタと持ち上げるタイプよりも丈夫でガタツキがありません。ただし、格納された板を取り出す手間と、ロッククリップをかける手間が発生します。特にロッククリップは、2枚追加すると計6箇所止めなければならず、IKEA品質により、数箇所はものすごく固い!(IKEAのプラスチック部品は総じて安っぽく固く脆い)
この手間により、「まあ、伸ばさなくても間に合うかな…」となってしまうことが多いのです。
丁度もう一つテーブルが欲しかったこともあり、真ん中の板で別のテーブルを作ることにしました。
真ん中の板2枚で独立したテーブルを作る
合わせ加工と補強
2枚の板にもロックピンとロッククリップが付いているので、繋げることはできますが、山に折れる方向の強度はありません。また、OSBの突板仕上げなので、ネジ・ボンドが効きにくいです。そこで、添え木をネジ・ボンド併用でとめることにしました。直方体の箱を組んで、脚もそこに取り付け、天板は接着するだけでもいいと思います。
ただし天板自体重いので、補強材を入れたら重くて持ち運びに困ることがないよう、注意が必要です(軽いパイン材、強度の必要ない部分は薄い材を使用)。
※パテを入れて全体にニスを塗ると、継ぎ目が目立たず綺麗に仕上がります。ニスは下記の商品がお気に入り。水性で扱いやすく、伸びも良くて、やすりをかけながら3回程塗れば、鏡面仕上げもできます。「床用」ですが、どこでも使用できます。
和信ペイント 水性床用ニス 屋内無垢床・階段用 超微臭・速乾・滑りにくく強い塗膜 300ml
脚の取り付け
脚はIKEAの伸縮脚を使用しました。こういうものは、意外とホームセンターの金具コーナーを見るよりも、IKEAの方が安く種類があります。扉の取っ手や、照明も探すと面白い物が見つかります。脚は必ず補強材に取り付けます。天板に直接だと、ネジが効かず、たわみ方向の強度も弱いため、体重をかけたらバキっといく可能性が高いです。
隙間、開いていた穴はパテで埋めました。脚は伸縮するので、メインのテーブルと合わせたり、ちょっと低くしてソファの脇で使ったりできます。伸長式でなくて、ペア・テーブルセット。いいのでないかしら?商品化できそう?(←同じデザインで大小別々に売ればいい話だ…)
※脚の伸縮機構により、元のテーブルより低い~少し高いくらいまで調節できます
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