※車検に自動車税の納付証明書は不要となりました。
自動車税を支払う方法
各種税金や公共料金なぞ、中国や北欧なら電子マネーでポンと支払えますが、旧態依然たる日本では、現金や銀行振込やクレジットカードなど、様々な方法が乱立して分かり辛い。これは既得権者、特に銀行を守るために不便にしているだけなので、私たちはうまく立ち回る必要があります。普段の使用で手数料が金利のプラス分を超えたら、その銀行口座は解約すべきです。税金のクレジットカード払いは手数料がかかる場合が多いため、注意が必要です。
自動車税は県の管轄(軽自動車は市区町村)になり、支払方法をまとめると…
(1)窓口払い
(2)コンビニ払い
(3)クレジットカード払い(手数料324円)
(4)口座振替
(5)Pay-easy
この内、手間と手数料がないのは(4)(5)のみですが、(4)口座振替は、引き落とし時にメール連絡してくれる銀行が限られるし、引き落とし日時も自分で決められません。
Pay-easy(ペイジー)というものがあるよ、と同封のパンフに書いてあったので、調べてみると意外と簡単なものでした(確定申告のように、ICカードリーダーが必要とか、面倒なものと思っていましたので…)。
Pay-easy(ペイジー)とは
Pay-easyとは手数料無料で、振込用紙の番号を使って、ATMやネットで振込ができるものです。ただし、自治体や銀行、税金の種類により対応が違いますので、調べる必要があります。例えば銀行は、
対応:ジャパンネット銀行、楽天銀行、七十七銀行、荘内銀行、等
非対応:イオン銀行、住信SBIネット銀行、等
といった有様で、「運よくメインバンクが対応していたら使おう」といった代物です。私は住宅ローン(七十七の約2分の1の金利)と給与振り込みが荘内銀行でしたので、使ってみました。
ネットからPay-easyで自動車税を支払う(24時間支払可能)
荘内銀行のPay-easy利用方法
①荘銀ダイレクトから、「税金・各種料金の払込」をクリック②納付書に記載された各番号を入力(『自動車税』と表示されない場合は、入力番号が間違っています)
③確認パスワード(ログインパスワードとは違います)を入力し、支払実行
※即時実行され、残高に反映されます。
車検に納税証明書は不要
ここで心配になるのが、「ハンコを押された納税証明書が手に入らないけど、車検時はどうするの?」ということですが、ほとんどの自治体で車検に納税証明書は不要となっています。----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Pay-easyホームページより
平成27年4月より、継続車検時の“自動車税”納税証明書(領収書)の提示が省略できるようになりました!
宮城県ホームページより
平成27年4月から車検時における納税証明書の提示が省略できるようになりました。(ただし,納付後すぐに車検を受けられる場合は納税証明書を提示する必要があります。)これに伴い,自動車税納税証明書の郵送は平成29年3月末をもって終了いたしました。
宮城県総務部税務課ホームページより
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/zeimu/index-payeasy.html
ペイジーで納付された場合,納税証明書は郵送されません。(注)ただし,納税証明書は,ペイジーで支払い手続きをしていただいてから約1週間後に,県税事務所窓口で発行可能となります。(本税及び延滞金に未納がある場合は発行できません。)
納付後すぐに継続検査等を受ける方,早期に納税証明書が必要な場合は金融機関窓口, コンビニエンスストア,県税事務所窓口での納付をお願いします。
納税証明書が必要な方は,最寄りの県税事務所にて,未納がある場合は納付の上,申請手続き(無料)をしてください。
その他,状況により取扱いが異なる場合がございますので,管轄の県税事務所にお問い合わせいただくようお願いします。
(注)平成27年4月より,車検を受ける運輸支局・自動車検査登録事務所等において,自動車税の納税確認を電子的に行うことが可能となったため,車検時に納税証明書の提示を省略できるようになりました。そのため,ペイジーを利用して納付した方への納税証明書の郵送は1年の周知期間を経て,平成29年3月末をもって終了しました。
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ただし、
- 非対応の自治体
- 振込後1週間以内に車検を受ける場合
は納税証明書が必要となりますので、コンビニや各種窓口で支払う必要があります。振込の確認に1週間かかるというのが頭の湧いた仕様ですが、恐らくFAXで回してハンコを押して承認しているんでしょう。
Pay-easyは便利ですが、固定資産税については東京都OKだが宮城県NGなど、頭の△〇た仕様のため、普及するとは思えませんが、対応していれば便利です。自治体、税金の種類、銀行それぞれ確認の上、活用してみてください。
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