純正「風」フォグランプについて
雪道(たまに吹雪)を走るのと、ピラーの死角を少しでも見やすくする為、フォグランプを付けるのを思い付きましたが、高いお金を出してまで純正品を付けるのは(たぶん5万円以上)、ちょっと気が引けていましたが、ネットで調べるとほとんど同じ形状の台湾製キットが売っているんですね。もう生産中止されて手に入れることはできないと思いますが、楽天で15,000円ほどでした。自分で取り付けられれば、この値段で純正と同じ様なフォグランプが手に入ります。バルブ・配線・車内用スイッチから結束バンド(配線に適した数種類)まで、必要なものは全て同封されています。配線とバンパー取り外し・加工が必要です。
ヒューズボックスのオプション用コネクタと、ボンネット内の空きコネクタを利用するので、車内→ボンネットへの配線は必要ありません。デイライトの配線の時に苦労しましたが、フリードはここを通すのが大変なんですよ。タイヤハウスの内貼りを剥がしてなんとか通しましたが。
説明書が雑すぎるので、純正フォグランプ取り付けのブログ記事を参考にしましたが、全く同じでした。コネクタ等、全てを真似して作られたからでしょう。取り付けてほとんどオンにしていた結果、2年で片側が点かなくなったので、バルブの交換をします。
フォグランプバルブの選定
フリード純正フォグランプの規格は【H11】、ハロゲンか?LEDか?
純正フォグランプも純正風も、フォグランプバルブの規格はH11(55W)です。フォグランプの規格にはH8/9/11/16があり、それぞれコネクタ形状や消費電力が違います。ただし、コネクタ形状は似ているので、社外品では複数規格に対応したものもありますが、H11の表記が含まれていれば問題ありません。純正はハロゲンですが、H11のLEDバルブに換えることもできます。ただし、私は以下の理由からハロゲンを選びました。
- 価格が、メーカー品ハロゲン≒中華LED(約3,000円)であること
- 雪の時、ハロゲンはカバーに付いた雪を融かすメリットがあること
レーシング ギア ( RACING GEAR ) ハロゲンバルブ 【リアル イエロー 2800K】 H11 2個入り G11R
RG ハロゲンバルブ 2800K H11タイプ 【G11R REAL YELLOW(リアルイエロー)
PIAA ( ピア ) ハロゲンバルブ 【ソーラーイエロー 2500K】 H11 12V55W 2個入り HY110
メーカー品のLEDは1万円以上しますので、信頼性と価格を考えると、まだまだハロゲンが実用的と言えます。吹雪の中で走っても、ランプが発熱するため、雪が付着して隠れてしまうことがありません。
フォグランプとしての実用目的でなく、デイライトとしてならば、ヘッドライトの色味に合わせたLEDを選ぶのもいいかもしれませんね。
フォグランプの色選定(白 or 淡黄色)
フォグランプの色によって車検が通るか否かは、ネットで勘違いの口コミが多いのですが、現在のルールは以下のようになります。- ヘッドライトが黄色はNG
- フォグランプは白 or 淡黄色ならOK
- 淡黄色=イエロー、普通の黄色と思ってよい
ヘッドライトや淡黄色の定義がごっちゃになって、勘違いが増えるのかと思いますが、PIAAなどメーカー品のバルブを買っておけば(競技用を除く)ほとんど問題はありません。
レーシングギア(誤解しがちなブランド名ですが、競技用ではありません)のイエローハロゲン。真っ黄色ですが、これが「淡黄色」のど真ん中です。
フォグランプバルブの交換
カバーと本体の取り外し
カバーは3つのネジで止まっています。2つは脇から見えますが、1つは3つある飾り穴の一番上の穴に隠されているので、ちょっと回し辛いです。飾り穴の内側下は光軸調整ネジがあるので、調整後はいじらないようにします。ネジ頭が見えませんが、この様な角度で入っているので、ドライバーで探り探り回します。
カバーを外したら、金属ステーを止めている3つのネジを外すと、本体を引き出すことができます。
バルブの交換
防水コネクタのロックを指でずらしながら、引っ張って外します。L字のバルブ後端部を反時計回りにねじると、バルブを引き出すことが出来ます。バルブを新しいものに換えて、時計回りにねじって固定します。この時バルブのガラスに触れないようにします。手の脂や汚れが焼けて悪影響を与えるので。
片側だけ切れていました
固定前に発光試験をします。車内のフォグスイッチがオンの場合、車幅灯・ヘッドライト点灯時に同時に付くのが正しい動作です。デイライトのように、灯火オフでも車内スイッチでオンオフできてしまうと、車検不合格となります。配線キットを正しく繋げば、前述の正しい動作をします。
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