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2016年12月17日土曜日

スキー道具を揃える

小さい頃からやっていたスキー、何年かご無沙汰していましたが、嫁を誘って再開することにしました。若い頃のようにガツガツした感じではなく、気楽に遊べる値段や性能を考えて道具を揃えました。よかったら参考にしてください。

まず、必須の道具は
  • スキー板・ブーツ・ストック
  • ウェア
  • 下着
  • フリースなどの中に着る防寒着
  • ヘルメット・ゴーグル
  • 手袋

状況に応じてあった方が良いのは
  • フェイスマスク、バラクラバ
  • ザック
  • 水筒
  • 行動食

スキー板・ブーツ・ストック

これはスポーツ用品店のセールか、通販が安いです。私は楽天スーパーセールで調整金具付きショートスキー150cmを1万円で購入しました。調整金具付きというのがポイントで、通常の金具はひとつのブーツソールサイズにしか対応していません。ブーツソールサイズは靴のサイズとは違い、ブーツの外装の底のサイズなので、同じサイズでもメーカーによってバラバラで、ブーツのみ買い替える場合は金具を付け直す必要があるのです(有料)。また通販の場合はソールサイズを調べて知らせる必要があります。多少の重量増と性能減がありますが、こだわらない人は調整金具がおすすめです。

板は安いモノが初心者用になっているので、特に迷うことはありません。1m以下の極端に短いモノや、カーブがきついものを選ばなければ大丈夫です。

ブーツはとにかく足に合う物を。初心者に性能の違いは関係ありません。価格やメーカーにこだわらずに履いてみて、最初から足が馴染むものを選んでください。ブーツの寿命は数年と言われていますが、ちゃんと乾燥させて日光を避ければ10年は持ちます。一部のブーツには、ウォークモードと言う、足首が自由になり歩く時に便利な機能があります。麓で雪遊びや買い物をするときに便利ですが、切り替えが面倒なものもあるので、操作方法を確認しましょう。まあ、スノーブーツを車に積んでおいて履き替えるのが一番快適なのですが。

ストックは最安値で。握りとか手袋をはめたらどれも違いがありません。高額だとリフトで落とさないか緊張しますよ(笑)

ウェア

これは通販でポンタぺス(というふざけた名前のまともなブランド)のスキー用を13,000円で購入しました。スポーツ用品店のプライベートブランド(IGNIOとか)よりはデザインが良いと思います。防水・透湿性能もある程度で良いと思います。防水は結局降るのは雪だし、ベチャ雪に座ればどんなウェアも多少浸みます。透湿というのは、汗を外に出してくれるイメージですが、そうではありません。汗が蒸発してウェアの中で蒸れて外との湿度差ができたときに放出されるのです。ダラダラ流れる汗は高価なGORE-TEXウェアでも放出できません。汗をうまく蒸発させてくれるのは下着の性能であり、「防水防湿性能が良いから高くても価値がある」とは考えなくていいです。

レインウェアでの代用はあまりおすすめしません。チケット入れ・ゴーグルポケットなど細かい機能がないからです。チケットはスキー場によって紙(係員に見せるもの)やICチップ(腕に付けるものや、胸ポケットでもいいもの)があるので、全てに対応できるポケットが必要です。なによりスキーのエッジで傷つくので、レインウェアは勿体ないです。

下着

下着で重要なのは、汗をかく上着シャツ(女性の場合はスポブラも)です。パンツやタイツは普段使いのものでも大丈夫かと思います。ここはちょっと高めのモンベル ジオライトを選びました。寒いからとユニクロ ヒートテックなど発熱素材を選ぶ必要はありません。重要なのはスキー中の汗をどんどん吸って放出し、リフト中に汗冷えさせない性能です。これには「スポーツ用」と銘打つモノでなければなりません。それでも激しい動きで汗が流れる時は、ウェアを全開にして放出しましょう。

フリースなどの中に着る防寒着

こっちは普段使いのユニクロフリースでも大丈夫です。ある程度通気性があり、厚みがあればいいのです。極寒地でリフトが長いスキー場だと、インナーダウンの方が快適だと思います。ただし、ダウンは汗を吸うと性能が落ちるし、通気性が無いので、着たり脱いだりして体温調節する必要があります。

ヘルメット・ゴーグル

スキーにヘルメットが大袈裟だと思うのは日本人だけです(欧米の着用率60%に対して日本5%)。他人との衝突も立木も岩もあるスキー場にニット帽で心配ないの?という話。確かにニット帽よりは重くはなりますが、慣れれば問題ありません。IGNIOの5,000円で買ったメットを5年以上使っていますが、もう手放せませんね。無いと怖いくらいです。昔は殆どコース外を滑っていたので(ゴメンね)、枝にコーンと頭をぶつけても笑っていられたのはメットのお蔭です。

自転車用・スケボー用などありますが、スキー用は耳当てがついていて上面の放熱スリットがありません。気温的に蒸れる心配はないので、スキー用をフィッティング・デザインで選べばいいと思います。寒いときは、薄い素材のバラクラバ(目だし帽)とネックウォーマーを着用すると良いです。

ゴーグルはメット対応のモノを。非対応だとベルトが短くて着用できません。

手袋

ここは一点豪華主義ですね。手が冷たいと、もう帰りたくなるので(笑)。安いモノをいくつも潰してきましたが、辿り着いたのがモンベル OutDry アルパイングローブ アウトレット価格で約10,000円です。防水素材はもちろんですが、この商品のポイントは外せるウールライナー。中身が外せない普通の手袋は、数年で柔道部の部室臭がしてきます。かと言って洗うと1週間は乾きません。同シリーズにフィット(ウールが薄手で動かしやすいタイプ)がありますが、どちらでも十分ストックを握れます。

これで計5万円くらいで揃えられると思います。抑えるところを抑えればそんなに大きな出費にはなりません。有名メーカーだとウェアで5万、スキーセットで10万いきますからね。

フェイスマスク、バラクラバ

ヘルメット着用で普通のネックウォーマーだと、隙間が寒いと思います。バラクラバだと隙間が無いし、頭の汗も吸ってくれるので便利です。フェイスマスクを選ぶときは、鼻呼吸できる工夫がしてあるものを(鼻パッドやワイヤーなど)。


ザック、水筒、行動食とお金の話

スキーはお金がかかると言われますね。リフト代・駐車場代・昼食代でひと家族2~3万円かかることもザラです。安くあげるためには、まずスキー場選びから。

仙台からだと「泉高原スプリングバレー」「宮城蔵王えぼし」「山形蔵王」が有名ですが、これらは駐車場代有料でリフト代も高めです。「白石」「七ヶ宿」「泉ヶ岳」は規模は小さいですが、駐車場無料で比較的安価です。練習用なら「やくらい」(食事券付)や「上野々」もおすすめ。

なによりもこれらは混雑が無く、無料休憩所で気軽に休めるのが良いのです。食料持ち込みも遠慮不要です。そうするとバカに高い冷凍ピザやレトルトカレーに散財することもなくなります。昼食の件ですが、私の場合はあえて昼食はスキー場で食べなくてもいいという結論になりました。

(1) コスパが悪い(美味しいのは運動の後だから何でも美味しい)
(2) 運動中はナッツやチョコなどの行動食が身体の為にも良い
(3) 集中して滑れば4時間券で十分なので、14時頃には終わる
(4) 山を下りてから美味しい店に行くか、夕食を豪華にすれば満足できる

行動食は甘いものの他に、サラミやせんべいなど塩気のあるものを持っていくと飽きなくていいです。あとはペットボトル飲料又はサーモボトルに温かい飲み物を入れてザックに入れておけば、リフト代以外お金がかかりません。

バブルの後遺症か、一部のスキー場やスキー用品メーカーは強気の価格設定をしていますが、元はハイソなリゾートアクティビティじゃなく、山に雪が積もった!遊ぼう!というのがウィンタースポーツです。お金をかけずに楽しめる方法もあるので、いかがでしょうか。まずは雪が降ったら「裏山スキー」かな~

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