我が町仙台は雪が少ないのは良いのですが風が強い為、冬の体感寒さは以北の都市に負けず劣らず、あ、「仙台」と書きましたが、私は仙台市民ではありません。宮城県の知名度が低い為、仙台周辺の人民は「仙台から車で何分のところ」「仙台に通っている」と説明する癖がついているのです。ちなみに「せり鍋」や「マーボー焼きそば」は最近テレビで知りました。「牛タン」は滅多に食べません。「七夕」は飾りつけのあるアーケードを避けて通ります。宮城より山形や岩手の観光地の方が詳しかったりします。
脱線しましたが、とにかく暖かくて軽くて着心地が良い、軽い雨でも大丈夫なダウンジャケットが欲しいと思い調べてみると、
- デサント 水沢ダウン 完全防水を謳うが、10万円
- NANGA x Urban Researchコラボダウンジャケット ポリウレタンコーティング防水のため、耐久性に不安があるのに3万円超え
結局やっぱりコスパがいいのはモンベルのダウンということになりました。結局というと聞こえが悪いですね、あの山超えて辿り着いた、と言い換えます。ちなみに登山はやりません。
モンベルでも10種類以上のダウンジャケットが売っています。ただ、撥水程度で軽量に拘ったモデルが多い。何故かしらと調べてみると、登山でのダウンジャケットは行動着ではないんですね。登山中はザックに入れておいて、休憩時やテントの中で保温の為に使うようです。そもそも行動中は汗ばむくらいだし、汗を発散させないと汗冷えするため、ダウンは不要なのです。
対して街では、電車やバスを待ったりすることが多く、一生懸命歩く時間は少ないです。そうするとインナーダウンと防水・防風ジャケットを組み合わせるか、アウターとして使えるダウンジャケットを選ばなくてはいけません。軽量登山用モデルは生地が薄く、濡れに弱い為、扱いが面倒です。
「パーマフロストライト」「パーマフロスト」「ベンティスカ」「ヴェイルダウン」「トラベルダウン」「パウダーランド」「ローガンダウン」あたりが普段使いし易いモデルとなります。後者ほど重いのですが、ポケットなど街での使い勝手が重視されています。あと選ぶポイントは色と形ですね。モンベルはモデルによって地味な色しかなかったりするので、色から選ぶとモデルが限られることが多いです。私の場合も良いなと思ったデザインと色は「パーマフロストライト」だけでした。
これは完全防水ではないですが、小雨や雪を弾く、撥水防風素材です。ポケットは内側にチャックなし2個、外にチャックあり2個です。胸ポケットも欲しいところですが。着心地と軽さは流石のモンベルで、全くストレスがありません。袖はマジックベルト調節、裾はコードで調節可能となっています。
軽いので何となく不安でしたが、暖かさは格別でした。真冬のビル風の中でもヌクヌクしています。逆に出ている顔や足の冷たさを強く感じます。中は長袖の薄いシャツで十分な為、今年はセーターが必要なさそうです。
ユニクロのダウンよりも高いということで躊躇するかもしれませんが、縫製や生地の耐久性は別レベルなので、損することはありません。ただし、1年2年で買い替えてしまう人には向きません。
モンベルの店員さんはみんな山オタク…いや、専門知識に優れているので、迷ったら聞くのが一番です。「外でじっとしていることが多い」「北海道に行くときに着る」など条件を言えば、適切なモデルを選んでくれると思います。ただし、「この色しかないの?」「はい」というやりとりは多々あると思いますが…。
まとめ
- 登山用でも雨や引っ掻きに弱いものがある、それは用途の違いによるもの
- 街用(タウンユース)モデルは低性能ではない、山に行かないならこちらを選ぶべき
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