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2016年11月5日土曜日

ASUS ZenWatch 2 (WI502Q) 購入&レビュー

スマートウォッチに興味が湧いて調べていたら、ZenWatch2が意外と安く手に入ることが分かったので、買ってみました。

スマートウォッチを「腕に付けてスマホと連動できる電子機器」と広くとらえると、色々種類があって迷います。iPhone信者ならApple Watch一択だと思いますが。

①中華系
 Amazon等にて2,000~5,000円で売られている物です。独自OSで機能が限られており、機種によっては日本語が文字化けするらしいので、オモチャレベルです。

②ランニングウォッチ系
 EPSON、Garmin、adidasなどのメーカーが出している、ランニング向けのデバイスで、心拍数計やGPSを内蔵しているものもあります。運動用に特化したものですね。Android Wearではないのに高額なので、私は不要かな。

③独自OS+電子ペーパー画面系
 Pebble、ASUS VivoWatchなど、画面が電子ペーパーで1週間程充電が要らないタイプです。通知など一通りの機能が揃っているので、こちらの選択もアリかと。

④Android Wear系
 OSにGoogle謹製Android Wearを採用したもので、本流と言っていいと思います。Android Wearはその名の通りウェアラブルデバイス全般への展開を目論んでいたと思いますが、眼鏡も失敗して結局「時計用OS」になってしまいましたね。①②③の独自OSと違い、公開アプリで機能を追加できるのが大きく違うところで、Google社によるアップデートも期待できます。
 ASUS ZenWatch、HUAWEI Watch、Motorola Moto360, Sony SWなどがあり、値段は約2万円~となっています。

私の望む機能は、
  • LINE, Gmailの通知を受け取る
  • 為替が見れる(今のところAndroid Wear対応はクリック証券のみ)
  • Strava(ランニング記録アプリ)が使える
ですので、④だけが要求を満たすものとなります。通知だけならどのデバイスでも受け取れます。FXをやっていなければ②③でも問題ないかと。

値段的に、2万円台がASUS ZenWatch2とSony SWで、Sonyの方は見た目も口コミもアレなので、ZenWatch2にすることに。これは大きさが2種類ありまして、大(WI502Q)、小(WI502Q)から選べます。価格.comを眺めていると、小のピンクゴールド+オレンジベルトがヨドバシ通販で17,400円。これは安いと即買っちゃいました。不人気色で次機種ZenWatch3が出そうなので、在庫処分なのかな?シルバー系は2万円台半ばか、在庫切れでした。

1.デザインは?


私の手首は細めですが、大きさは小が限界でしょう。日本人がデカフェイスの時計を付けると、「あのオジサン、絶対LEON読んでるヒトだよ~ヤダーチョイワル~(クスクス)」「大学生のガキが気取りやがって」などと囁かれます(冗談)。小も女性には大きすぎるサイズですが、文字を表示するにはこれ以上小さいのもありえないので、この辺に現状のウェアラブルデバイスの限界が見られます。

ピンクゴールドxオレンジはかなり目立ちます。私のように仕事もカジュアル着で、ブレスレットも併用しているといくらか馴染みますが。購入の際、「オレンジはあり得ないけど、18mmの汎用ベルトと交換可能だからすぐ交換しよう。」と思っていたのですが、これがなかなか難しい。何故なら金具の色を合わせようとすると、本体のブラウンがかったピンクゴールドに合う物が無いのです。Amazonをざっと見てもありません。ASUS純正もシルバーのみです。これじゃあ、「チャラチャラした時計付けやがって!」と囁かれます。それとも、「KAWAII時計ですねー(女子高生)見せてください!」と…(妄想)

2.使い勝手&電池持ちは?

母艦はZTE Blade V580で、画面が5.5インチ、ポケットからはみ出すため、ベルト掛けポーチに入れています。出し入れが面倒、というのもスマートウォッチに興味を持った理由のひとつです。処理や電池持ちに殆ど影響しないので、ロースペックのスマホでも大丈夫です。

電源を入れると言語選択の画面が出て、後はスマホのBluetoothをオンにして画面に従っていけばペアリングできます。この後、暫くアップデートが続きました。アップデート通知→実行と再起動→しばらくすると次のアップデートとなり、結局落ち着いたのは半日後くらいでした。その間も通知を無視すれば普通に使えます。

特にウォッチ側でアプリを入れる作業は必要なく、スマホに入れているアプリのうち、対応しているものだけウォッチで使えるようになります。

メールやLINEの通知は、本文まで見ることが出来ます。ただし、バイブがちょっと弱いので、歩いている時なら大丈夫そうですが、ランニング中は気付かなそう。タイムラグは数秒程度です。返信は音声入力か定型文なので、ほとんど使うことはないでしょう。確認して、返信が必要であればスマホを出すのが実用的です。

Stravaは開始・停止と運動の種類の選択(ランニング or ライドのみ)が出来ます。ランニング時のスマホはリュックかウェストバックの中なので、これは助かります。スマホ用のアームホルダーも買いましたが、5.5インチのスマホを腕に付けたらもはやギブスでした。

音楽再生はGoogle Play Musicだけのようで、私はfoobar2000を使っているため、アプリ開発者のWear対応を待つしかないですね。

Remoto Cameraという、ウォッチでスマホのシャッターを切れる機能があります。まぁ、スマホに三脚なんて付けないので、お遊び程度ですが。

お遊びといえば、フラッシュライトというアプリでは、ウォッチ画面を全灯してライトとして使うのですが、元々最大照度が低い為、全く意味を成しません。ちなみに、V580のライトは凄く明るくて、それだけで夜の散歩ができるくらいです。

Keep(Googleのメモアプリ)のメモ内容も見ることが出来ます。私は買い物リストをこれに入れているので、便利になりました。

クリック証券のFX Watchですが、フェイスは駄目ゝです。フェイス側で強制的に通信しているせいか、アンビエントモード(省エネ用簡易表示)にならず、バッテリーを食います。と思って画面をオフにしても食います。恐らくバックグラウンド処理にバグがあるのでは。アプリでチャートが見れますが、1通貨のみで一覧表示は選べません。まぁ、スマホを取り出すよりは早いし、証券会社がタダで用意してくれたツールなので、今後に期待しましょう。

常にON(数秒で照度低下→アンビエントモードになる)、手首での操作はOFF、この状態で朝充電器から外し、通知を受けたりチャートをみたりして、帰るころには70%程残っていました。スペックにある1日半というのはほぼその通りです。FX Watchのフェイスにすると半日でダメになりますが、これはソフトウェアの問題です。充電は1時間もあればOKです。充電容量が300mAhなので、1週間の旅行でもポータブルバッテリーひとつあれば十分です。

ちなみに、手首での操作は使い辛いです。デカい時計をわざとらしくグイッと見ている人がいたら、スマートウォッチ初心者だと思って可哀想な目でみてあげてください。それと、画面オフにすると画面タッチか竜頭を押すことで復帰するのですが、イマイチ反応がよろしくありません。画面オンでタッチするのが一番スムーズでした。この場合、すぐに照度が落ちてアンビエントモードに入るので、バッテリーに大きな影響はなさそうです。

3.総評

スゴク便利で生活の質を上げる物かと言われれば、うーんと唸るしかありません。昔折り畳み式のガラケーに、サブディスプレイが付いていましたが、あれのようなものです。昔はパカッと開けるのが手間だったから、今はデカいスマホをバッグから取り出すのが面倒だから、簡易ディスプレイを見やすい位置に置くという方法をとったという、それだけの話です。今時数千円の時計でも5年以上は電池が持つ時代に、せめて1週間は持って欲しいところ。便利は便利です、スマホを取り出す手間がだいぶ減りました。ただし、まだまだ普及するレベルには遠く感じます。広く人に勧められる物ではありませんが、自分で楽しめるガジェットです。とりあえず私にとっては、仕事中でも数秒で為替が見れるのでOKかな(笑)。

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