/*Google AdSense自動広告*/

2016年10月29日土曜日

ホンダ フリードGB3 スパークプラグ交換

通常、車のスパークプラグは「イリジウムや白金の長寿命タイプ」が使われており、10万キロを超えるまで交換の必要はありません。

しかし、新車の頃よりもなんとなく
  • エンジンのかかりが悪くなった
  • エンジンの音が大きくなった
  • 燃費が悪くなった

と感じたときは、プラグ交換で改善する可能性があります。

ウチのフリードも7万キロで交換しましたが、効果はありました。

きっかけは、寒くなってきた朝に初めて始動する際、エンジンがかからない訳ではないのですが、「キュルキュルキュルキュル…ングッ…ブロロロ」と一瞬苦しそうな様子を見せたことでした。オイル交換済なのでバッテリーを(ちょうど寿命に近かったので)交換しても変わらず。自分で作業すれば6000円以内でできそうだったので、やってみることに。

必要なものは
  • 新しいプラグ4本 純正:NGN IZFR6K13 / DENSO IRIDIUM TOUGH VK20
  • プラグレンチ16mm、延長バー、ラチェットレンチ


T字の一体型プラグレンチは、長さによってはつっかかって回せない可能性があります。フリードのエンジンルームは狭いのです。できれば何種類かの延長バーを組み合わせられるラチェットレンチのセットがあると便利です。

ワイパーとカバーを外す

何故かエンジンをいじるのにワイパー周りをごっそり外さなければならない仕様。ワイパーは、保護キャップ・ボルトを外しますが、位置を覚えておくために、マークを付けておきましょう。まあ、ズレて付けてしまったらゴツゴツ当たるので分かりますが。カバーは、両脇の2つのクリップを外したら、隙間に指を入れて上に引っ張ると外れます。

エンジン保護板を外す

ワイパー周りを取り外すと、金属板が見えますので、これも取り外します。ワイパーからの水滴を避けるのと、ある程度の遮音を兼ねたものなのでしょう。全て10mmのボルトで、見えるもの全て外します。上から伸びるゴムワッシャー付きステーのボルト2本のみ長いので、取り付け時に注意します。

イグニッションコイルを外す

プラカバーの脇にある10mmボルトを外します。すると、コイルを引き出すことができます。カプラーは外さなくても大丈夫ですが、配線に傷を付けないよう注意します。

プラグ交換

私は勘違いしていて、プラグレンチなんてなくても普通のレンチで回せるだろう、エンジンの頭にプラグが付いてるんだろう、と思っていましたが、実際はずっと奥にあって、しかもプラグの頭が長い為普通のレンチじゃ無理なんですね。

今回は、延長バーとプラグレンチが一体化したツールを使用しました。ラチェットレンチは既に持っていたものです。延長バー(200mm)はちょっと長かったかな。ラチェットを差したままでは入れられず、手間がかかりました。

プラグは全く見えないので、ボルトが舐めないよう慎重に回します。このプラグレンチには強力な磁石が付いているので、落とす心配は皆無でした。

新旧比較はこんな感じ。旧はDENSOで、かなり堆積物があり、ギャップが狭まっています。これじゃあ…苦しかったよね、辛かったよね…
5万kmくらいで交換でもいいのでは?

イグニッションコイルをパチンと嵌るまで押し込みます。ゴムパッキンも嵌るよう、ぐりぐりと回して、ボルトで止めます。

あとは組み立てていきます。ワイパーのカバーがかかっていたガラスの端はスゴク汚れているので、この機会に拭いておくといいでしょう。

結果、始動性は上がりました。冷えていても「キュルル…ブロロロ」と素早くかかります。まあ、交換前もかからなかった訳ではなかったのですが。燃費はエアコンの使用頻度が変わっているので、正直分かりませんが、燃費運転がし易くなった気がします。加速中の瞬間燃費の落ち込み時間が短くなったり。

ノーメンテで5万キロを超えた、中古車を買ってメンテ記録が分からない、新車の時と比べてエンジンのかかりが悪い・燃費が落ちた、等の場合にプラグ交換して様子をみるのも一つの手だと思います。

ただ、ディーラーなどに頼んで2~3万円払ってやってもらうのはあまりおすすめできません。不具合が無いのであれば、劇的な効果がある訳ではないので。

0 件のコメント:

コメントを投稿