発売当初、この値段(5000円弱)でテレビを全く別のエンターテイメントマシンに変えるのか!と興奮しながら買ったGoogle Chromecastですが、1年程経った今では殆ど使わなくなりました。なんでかなぁと思い付いたことを書きます。
※Chromecastとは…Googleから発売された、テレビのHDMI端子に差して様々なコンテンツを表示できる機器。それ自体にリモコンが付属せず、スマホやタブレットでコントロールするのが特徴。
・テレビ(Panasonic VIERA)にYoutubeアプリが入っている←これからのテレビには、Youtubeはもちろん、HuluやNetflix等を再生する機能が付いてくると思われる。
・スマホがRoot化端末だと、dTVが見れない。Chromecastに映すだけなのに…
(2014年頃のdビデオアプリでは見れました。アップデートでダメになった模様)
・
私のテレビの見方として、地上波を暇つぶしにダラダラ見るか、録画番組をCMスキップしながら見るのが主。この時、例えばVIERAからDIGAで撮った
番組を再生すると、CMごとにキャプターが付いているので、ボタン一つでスキップできます。早送りしたり、再生バーをタッチしてCM終わりを探す必要があ
りません。最近はYoutubeも強制的にCMが入ります。ネットで面白動画を探すより、面白番組を録画しておく方が有用でした。
・DLNA非対応である。スマホの無料アプリでNAS内のファイルは見れるが、レコーダーの録画番組を見ることはできない(DTCP-IP対応の有料アプリが必要)。
・スマホからも、アプリが対応しているコンテンツでないと見れない。アプリも使い勝手やレスポンスが悪い場合がある。
・WPS、5GHzが使えない。WPSを常にオフにしなくてはならず、ChromecastのせいでWiFiに初めて繋ぐ人が不便になっています。
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パソコンのローカルファイルを再生するのが面倒←Chromeのタブ内再生、拡張機能ではファイル形式に制限がある。全画面キャストは画質が酷く劣化し、
カクカクして使えない。DLNA対応テレビであれば、パソコンでDLNA Serverを立ち上げてテレビ側で操作した方が早い。いや、それよりも…
思うにこれはネットに強くない、旧世代のテレビを補完する役目「だった」機器ではなかろうか。今これを買わなくても、テレビにアプリを入れればどんな動画配信サービスも見れる時代がすぐに来るのでは?
そ
して、気付きました。パソコンとテレビ間にHDMIケーブルを隠ぺい配線して、HDMIコンセントを付けておけば理想的じゃないかと(単純に繋ぐだけでも
いいですが、そこはコダワリ)。これなら、動画はmkvだってISOだって再生できるし、画像はスライドショーの設定が弄れる。Bluetoothキー
ボードとマウスがあればテレビの前で操作できる。
配線するのはリフォーム時にちょっと考えていたのですが、いまどき有線で繋ぐのもなぁ…無線やLAN経由で何とかなるだろう、と思いとどまってしまいました。まあ、HDMIケーブルは丈夫そうなので床下に這わせても良さそうですが。
今後Chromecastがどう進化するか分かりませんが、現状では私の希望に沿うような万能型メディアプレイヤーではありませんでした。他社のスティック型端末と合わせて見守っていくことにします。
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