これを解決するのはナビの逆チルト機能ですが、現在KENWOODの一部機種しか対応していない模様。
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KENWOOD ケンウッド カーナビ 7インチ 彩速ナビ MDV-Z905 Android iPhone 対応
買い替えるまででもないが、バック時に見えないのも困る…。ということで、金具を加工してチョット逆チルト加工してみました。
また、ついでに隙間を埋める枠材をタダで手に入れたので、それも取り付けます。
ナビ取り外し
シフトノブ左の切り欠きに内装はがしを入れて部品を外し、キーを差し込むとシフトが動くようになります。邪魔なので一番手前まで引いておきましょう。
グローブボックスを外し、ナビ下のトレーの白いクリップをラジオペンチで挟むと、浮かせることができます。隙間に指を入れるとトレーが外れます。
トレーを外すと、奥に六角ボルトが2本見えます。これを落とさないように注意しながら外します。
ナビ・エアコンパネルは、隙間に内装はがしを入れ、少しずつ隙間を広げながら引いて外します。養生して、目立たない下端をこじるといいです。もう何度も外しているので、傷も気にならなくなってしまいましたが…。
金具の加工
枠固定用の金具を、ナビと既存取付金具の間に挟んで固定することで、枠をはめることができるようになります。元のボルトは長さが足りなくなるので、少し長いボルトが付属している筈です。
取付金具の穴とナビの穴は合うようになっていますが、これをズラせば傾けて取り付けることができます。ただし、枠やダッシュボードとの干渉があるので、数度くらいしか傾けられません。
傾けた状態で金具の位置をペンで描き、穴の位置を描いた紙を合わせ、それらを貼り合わせることで位置決めをします。左右もこの方法で。形状的に重ねて罫書くことは出来ません。
何故か画面が少し飛び出て傾く形になってしまいますが(現行フィットの枠なので合わなかった?)、その方が見やすさとしては良好なので、結果オーライとしましょう。
新しい穴にポンチで目安を付けたら、軽合金用の5.5mmドリルで穿孔します。材料は柔らかいので、簡単に穴が開きます。もう少し大きくても良かったかな?剛性はいりませんが、ちょっとのズレでネジが入りにくいことがあるので。
ナビ取り付け
枠を付けると、後ろからナビを入れることが出来なくなります(枠は金具で固定されるので、前から入れることは出来ません)。あれ?脇のネジ止められないじゃん…と暫く悩みましたが、横のエアコン吹き出し口を取ってしまえば解決なのでした。
枠取付金具はテープで貼ると作業が楽です。枠を取り付けた後、前から入れて、取り付け金具の脇、パネル側をビス止めし、最後にエアコン吹き出し口を固定します。
ダッシュボードに入れる際は、コードを挟まないように。また、ナビの配線はもちろんですが、ハザードのコネクタを入れるのを忘れないように!
こんな感じで、少し飛び出した逆チルトとなりました。効果は…やらないよりはマシかな?無料でできるのでお試しあれ。
Before & After
追記…もう少し逆チルトしてみる
前に出ただけ感がある…ということで、取り付け枠を無視してもっと傾けることに。
合うビス穴は下の2つだけ…
それでも止まりますが、後ろのぐらつき防止のためにタイラップで締めておきます。
枠は下端を切り取り、両面テープで貼り付け。
ハザードのコネクタコードとの干渉を考えると、これくらいが限度と思われます。
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