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2018年9月11日火曜日

Amazon Echo Dotを数か月使用したインプレ ~イマイチの音声認識「ブルックナーの9番」を認識しない、Amazon Musicで好きな曲を自由自在に聞く方法はスマホとのBluetooth接続のみ

先日Amazon Echo Dotを購入しましたので(ブログ記事)、数か月使用したインプレを記します。一文で評価すると、「AIは大したことないが、オーディオ機器としては安価で良」ということ。

以下の機能があればネットワークオーディオ機器として完成に近づくと思います。ソフトウェアで実装可能なので、いずれ対応しないかな・・・?


  • Amazon Music、その他音楽アプリからのキャスト
  • ネットワーク上のPCやNAS内ファイルの再生、プレイリスト作成機能


※キャストに関しては、2018/7からiOS/AndroidのAmazon Musicアプリに実装されたようですが、Fireのアプリでは2018/9現在使えません。


Amazon Echo Dotは「ベートーベンの5番」を聞けない


「アレクサ、ベートーベンの5番をかけて」→「分かりません」
「アレクサ、ベートーベンをかけて」→「ベートーベンの楽曲をシャッフル再生します」


これが仕様です。Amazon Prime Musicにクラシック曲はまあまあ入っていますが、AIのショボさにより検索が使い辛いものとなっています。他にもMusicは無料で聞ける曲数が少ないので、どの歌手がOKか、まずアプリで調べる必要があります。アプリで調べたら声で指示するという、残念なAI/UIです。

AlexaアプリではEchoに指示が出せますが、こちらは「J-POP」などのジャンルしか選べない仕様。では「ベートーベンの5番」をかけるにはどうするかと言うと、スマホとBluetooth接続してAmazon Musicアプリ又はfoobar2000等の音楽アプリで再生するしかないのです。ジャジャジャジャーン…



Bluetooth接続後、X-plore、foobar2000でNAS上のmp3ファイルを再生可能。ただし、Google Playをインストールしてアプリをダウンロードする必要があります。

Amazon Echo DotとスマホをBluetooth接続、さらにコンポと有線接続

Bluetooth接続対応コンポ(スピーカー)との違い

ここで、ふと気づきませんか。

あれ、Bluetooth接続対応コンポでいいじゃない…

ネットワーク対応コンポはありますが、弱点は画面が小さいこと、ネットワークに自由自在にアクセスすることできないこと。そこで、普通のコンポとスマホをBluetooth又は有線ピンジャックで接続すれば、快適なネットワークオーディオが安価にできあがります。欠点はスマホのバッテリーを食う事(音楽を流しっぱなしにする程度)、スマホとコンポを遠くに離せないことです。ここでAmazon Echoなどのスマートスピーカーをコンポと繋ぐことで、欠点は解消されます。しかし、AI/UIがイマイチだとスマホよりも使い辛くなり、現状のそれは発展途上としか言えません。

Amazon EchoのAI/UIには期待するべからず、進化を待つべし

故に上記2点の


  • Amazon Music、その他アプリからのキャスト
  • ネットワーク上のPCやNAS内ファイルの再生、プレイリスト作成機能


が実装されれば、大きな進歩となる筈ですが、いかがでしょうAmazonジャパンさん。

下記Amazon Echo Dotのアフィリエイトリンクを載せますが、底値はプライムデーなどの約3,000円です。購入したい場合は、とりあえずお気に入りリストに入れて、セールを待つのがお得です。音声認識スキルが期待外れでも、Bluetoothレシーバーとしては使えますよ。


Echo Dot (エコードット) - スマートスピーカー with Alexa、ブラック

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