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2018年5月29日火曜日

イオンの電子マネーWAONの不便な点と消極的運用方法

電子マネーが北欧や中国では普及しているが、日本で流行らない理由について、精神論(笑)も含め諸説飛び交っておりますが、「送金換金無料」「利息やポイント付与」「クレジットヒストリーが付く」といった、現金やカードに対する利点を実現できていないことが主因でしょう。

また、ほとんどの公共料金・税金の支払いに使用することが出来ません。これが出来るから中国で普及したことは明白です。

私が唯一使っている電子マネーはWAONですが、色々と不便な点がありますので、もし今使っている・WAONカードを作ろうとしている方は、以下の点ご注意ください。




WAONの唯一の利点→還元率1%にできる

イオンカードの通常還元率が0.5%、WAONをクレジットチャージすることで0.5%、計1%の還元率となり、WAONポイントに換金できます。これだけではもちろん全然お得ではありませんが、5%オフセールと組み合わせることで、他のスーパーよりお得になる場合があります。逆に、現金チャージやクレジット払いではメリットがありません

不便な点①5%オフ、10%オフセールはクレジットカード払いのみ

イオンから定期的に届くセールのご招待ハガキで、食料品が稀に5%オフ、衣料品などは10%オフで購入できるため、20日30日の5%オフセールよりもこちらの方がお得です(自分でセール日を期間中から1日選べる。ほぼ月イチの頻度で)。これが、イオンカードでのクレジット払い限定。販促のカード組とWAON組の仲が悪いとしか思えません(笑)

イオンの食料品は味も価格もお得とは言えませんので、クレジットカード不可の専門店くらいしか活用シーンが見出せません。

不便な点②換金不可(他の電子マネーと同じ、中国の劣化版)

法的な制限と思われますが、他の電子マネーと同様、円に換金ができません。よって使い切るには、WAON残高をオーバーする買い物をして、不足分を現金で払う必要があります(しかも何故か2回タッチが必要)。イオン銀行があるのだから、月にいくらまで無料で口座に戻せる、としてくれれば銀行もユーザーもお得なのですが。

不便な点③WAONの送金や移動ができない、家族カードですら

家族カードを作ったのですが、WAONはそれぞれにチャージする形で、相互にやりとりができないことを後で知りました。これが不便。クレジットは同じ引き落とし口座なのに、WAONはそれぞれ。家計簿をつける時に、レシートを無くしたら最後、どちらにいくら入っているか分からなくなります。

※ときめきポイントは選んでダウンロード可能。ただしやり方が分かり辛く、間違えるとWAONでチャージ(固定)されてしまう。

不便な点④今日買う金額を予想して、丁度よくチャージする運用が面倒

不便な点②③により、WAONは丁度使い切るようにするのが賢い運用方法となります。しかしチャージは1,000円単位ですので、余りは必ず発生します。

大したことないと思われがちですが、これで余計な買い物をしてしまうと、5%や10%の割引分は簡単に吹き飛んでしまいますよ。

WAONとイオンカードの消極的運用方法

ちょっと家計を見直すと、このような電子マネー「ロス」が発生しているものです。対策としては、


  • 専門店・レストランでクレジットカード払い可なら別のカードで払う(イオンカードの提示のみで5%オフになる店もある)
  • WAONは5%オフ時に直営食料品のみで使い、なるべくピッタリ、「クレジットチャージ」する
  • 還元率1%のカードはザラにあるので、イオンカードは会員セールでのみ使う


よくよく考えると、我が家でWAONの恩恵はほとんど無いことに(やっと)気付きました。WAONチャージせずとも、イオンカードの還元率が常に1%になるか、イオン銀行のデビットカードがWAONであれば良いのではないかと。そうではない現状では、上記ポイントに注意しながら運用していくしかありませんね。

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