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2018年4月7日土曜日

ドアホン(インターホン)の交換 旧式モニタ付き録画タイプ→Panasonic VL-MWD700

ドアホンが鳴らなくなった時は、故障か断線と思われますが、10年程経っているなら寿命と考えて交換してしまって良いでしょう。最近の機種は録画機能はもちろん、スマホや防犯カメラ連動機能を搭載しており、簡易的な防犯ツールとしても利用できます。

交換の難易度は低めですが、100Vの電源を繋ぐ作業があるので、第二種電気工事士免許が必要になります。ただし、ブレーカーを落とせば安全で、免許といっても誰がチェックするわけでもないので…(お察しあれ)



ドアホンの機種選定

家庭用ドアホンのメーカーは、ほぼPanasonic一択

Panasonicの関係者でも株主でもありませんが、ドアホンのバリエーション・耐久性・価格・無難なデザインを考えると、アイホンやその他中小メーカーを選ぶ理由はないと言えます。

ただし、将来的にIoT・スマート家電が普及すると、いっぺんに優位が失われることが予想されます。今でさえネットワーク設定に癖がありすぎるのですから。HuaweiのIoTピンポンにASUSのタブレットで表示、NASに録画、窓センサーや防犯カメラも含めてトータル数万円で済むような世界はすぐそこだと思います。

とりあえずPanasonicから選ぶとすると、電池式・ワイヤレス・売れ筋のエントリーモデルから大画面モデルまで、予算に応じてカタログから好きな機種を見つけるだけ。我が家の場合は、そもそも実家の中古お下がりでしたので、選定の余地はありませんでしたが…。

カメラ連携・大画面モデル

画面は7インチと、録画を見るのにも十分で、無線・有線どちらのセンサーカメラにも接続可能なモデルです。高価に見えますが、防犯カメラの録画機・HDD・ディスプレイを代用すると思えば安いモノです。

ただし、画質や使い勝手は本家に劣りますので、家庭用の簡易的なものと考えてください。

注意としては、防犯カメラを追加予定で、本体裏にLANが来ていない場合は、無線LAN対応機種を選ぶか、LANケーブルを引っ張ってくる必要があります。

また、カメラも無線LANで繋ぐ場合、本体も全て「同じ無線LANルーター」に繋ぐ必要があります。「同じネットワーク」は駄目で、片方有線LANでは認識されません。あり得ない仕様ですが、これがPanasonic。ビエラも同じような癖がありますので、ご注意あれ。

防犯カメラですが、そんな大袈裟なものを…と思う方もいるかもしれませんが、センサーカメラとして見ると便利で、玄関アプローチや車庫に向ければ、来客をピンポンの前に知ることができます。



パナソニック(Panasonic) ワイヤレスモニター付テレビドアホン 電源コード式 VL-SWH705KL




エントリーモデル

画面が小さく、対応する防犯カメラが少ないだけで、機能的には十分です。電池式や無線方式は賃貸向けなので、配線ができるなら通常モデルを選びましょう。



Panasonic 家じゅうどこでもドアホン ワイヤレスモニター付テレビドアホン 電源コード式 VL-SWD501KL




旧ドアホンの取り外し

【室内】本体・配線の取り外し(100V・2芯)

室内側のモニタ(又は受話器)には、100Vと2芯の2本のケーブルが裏に来ています。ブレーカーを切った後、本体を上にスライドして外し、裏の配線を引き抜きます。マイナスドライバーで引き抜きボタンを押して外す仕様です。





【室外】本体・配線の取り外し(2芯)

室内側を外すと、室外のピンポンには電気が流れません。本体は下部のネジ1本を緩めれば外れます。据付カバーも交換となるので、外します。

この2芯配線は外気に触れているため、劣化してボロボロになっていることが多いです。ただし配線の引き直しは大変な作業になるので、必要なだけ切って被膜を剥き直すことに留めた方がいいですよ。





新ドアホンの取り付け

ドアホンの配線図



室内側に100Vの電源が来て、室外ドア側と2芯の細線で繋がります。これは相当昔から変わらないので、古い家でも配線はそのまま使えると思います。

子機は親機と無線で繋がるので、コンセントが近くに有れば大丈夫です。

防犯カメラと連携する場合は、室内側にLANケーブルが必要です。無線の防犯カメラと言っても、電源は必要になりますし、有線はLAN給電できるため、どちらも配線は1本です。無線だと屋外コンセントから延長ケーブルで電源を引っ張れるという利点はありますが、外観汚すよりも小屋裏に潜ってドリルで壁に穴を開ける方がセンスがいいのでないかしら?

脱線してしまいましたが、防犯センサーカメラも実家で使っていた中古品をもらってきたので、後で設置する予定です。カメラその他連携機器の設置予定がある場合は、新築の場合もリフォームの場合も、ドアホン室内側本体裏にLANが必要、という話でした。

【室外】配線接続と取り付け

取り付け枠も交換となるので、忘れないようにします。直接雨が当たらなければ防水も必要ありませんが、心配なら上左右の3面をコーキングします。下は排水の為開けておく訳です。先にも説明しましたが、配線がボロボロになっている場合は、長さが足りなくならない程度に剥き直します。



新しいピンポンは、カバーに隠されたネジで固定するようになっていました。枠も本体もプラスティックなので、締めすぎに注意を。



【室内】配線ボックス・壁加工

前から付いていたのは縦長の小型モニタ付きで(これも旧実家のお下がりと言う…)、新しく付けるのは大画面横長タイプ。同じ配線ボックスに設置すると、スイッチに干渉してしまします。




そこで壁を切欠いて、ボックスを移設し、干渉しない位置にずらすことにしました。前の穴は埋めてもいいのですが、本体に隠れるのでそのままにしました。





取り付け金具(本体の溝に引っかけるだけ)は交換となります。ボックスを付けてもいいのですが、大して力がかかる訳でもないので、挟み込みプレートを使いました。









挟み込みプレートは、現在の住宅では気密性を確保しなければいけないため、使われることはありませんが、リフォームで簡易的な配線をする場合に使えます。普通はボックスを使いますが、仕切り壁だと断熱材が邪魔することもないため、ボックスを付けなくても大丈夫かと。

ドアホンの動作確認

ピンポンと本体は繋げば認識してくれるので、鳴らない場合は端子の場所違いか、断線ということになります。子機を登録したら完了です。

防犯センサーカメラの設置と設定は後ほど(いつになるのやら…)。先にも書きましたが、新築設計中・大規模リフォーム計画中の方で、防犯カメラを設置予定の方は、LANケーブルを必要なだけ配線してしまった方が後が楽になりますよ。



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