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2017年11月4日土曜日

AndroidからWindows10(Home含む)へ、リモートデスクトップ接続する

必要なソフト
Android側: Microsoft Remote Desktop (Microsoft)
Windows10側:RDP Wrapper(無料ツール)


リモートデスクトップ接続と言うのは、同じネットワーク内にあるパソコンを他のパソコンから操作することです。

同じネットワーク内と言うのは、家庭では同じハブやWiFiルーターに繋いでいることです。
また、ファイル共有は外からファイルを見るだけですが、それと違い全ての操作が可能となります。

どんな場合に便利かと言えば、ディスプレイもキーボードも繋いでいない、小型PCをサーバー・ファイルダウンローダーとして使いたい時、別のパソコンから操作が出来ます。また、1階のパソコンから2階のパソコンの操作をしたい、あるいは電源を切りたい時も便利です。ただし、電源をオンにするのは対応PCとBIOS設定が必要となります。

通常ではWindows10 Pro Editionしか操作対象となれませんが、ソフトを入れるだけでHome Editionも完全無料で出来るようになります。

1.Android(スマホ・タブレット)側の設定

操作する側もWindows系の場合は、標準で「リモートデスクトップ接続」というツールがインストールされています(スタートメニュー⇒Windowsアクセサリ)。Androidの場合、アプリのインストールが必要ですが、太っ腹なことに、Microsoft謹製の無料アプリがあります。Google Playから「Microsoft Remote Desktop」を検索してインストールするだけです。リモートデスクトップ用アプリは色々ありますが、広告が出たり勝手に情報収集するものもありますので、特に不満が無ければ本家のアプリを使うことをおすすめします。

2.Windows10 (Home Edition) 側の設定

リモートデスクトップ接続の為に高価なPro Editionを購入する必要はありません。有志がツールを作成済みです。

「RDP Wrapper」
https://github.com/stascorp/rdpwrap/releases

最新版のZIPをダウンロードし、install.batを右クリック→管理者権限で実行した後、update.batも同様に実行します。

RDPCheck.exeを起動し、適切な設定を行います(デフォルトで動かない場合に設定を変えれば良いと思います)。update.batやRDPCheck.exeは後で使う場合があるので、どこか分かりやすいフォルダに保存しておきましょう。

3.リモートデスクトップ接続

AndroidでRD Clientを実行し、PC名・アカウント名・パスワードを入力すると接続できます。この時の接続設定は保存できるので、次回からは入力する必要がありません。PC名が分からない場合は、Windowsからエクスプローラ - ネットワーク - PC一覧で見ることが出来ます。

正直、スマホの小さな画面からまともに操作することは不可能ですが(笑)、画面をなぞるとマウスが動き、タップで左クリック、タップ長押しで右クリック、上部キーボードボタンを押すとAndroidのキーボードからキー入力が可能です。

★補足

Windows10 Creator's Editionへのアップデートで、RDP Wrapperが働かなくなる現象が起きてます。既知の問題で、パッチにて解決可能ですが、将来的には最新版のRDP Wrapperにて対応するものと思われます(v1.6.1は要パッチ)。

https://github.com/stascorp/rdpwrap/issues/229
【上記URLから抜粋】
Just download and copy the following file to c:\windows\system32 and reboot.
(下記ファイルをダウンロードして、C:\Windows\system32配下に置き、再起動)
64-bit Windows 10: https://github.com/stascorp/rdpwrap/files/1236856/rfxvmt.zip
32-bit Windows 10: https://github.com/stascorp/rdpwrap/files/1238499/rfxvmt.zip

私が試したところ、上記方法では解決しなかったので、アンインストール&最新版をインストール&パッチファイルを置く、と全て行ったところ、接続可能となりました。

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