生えていなければ対策すら考えないが、生い茂る季節は暑くて外の作業自体嫌になるという悪循環で困ってしまうのが家の周りの雑草ですね。対策を考えてみました。
コンクリ、砂利+防草シート
物 理的に雑草を生えなくしてしまう方法です。コンクリで外構を埋めてしまってもいいですが、リフォームの場合は給排水設備のメンテナンスに問題が出るので、 どちらかというと新築・フルリフォーム向けの方法です。また、水で固まる砂が売っていますが、必要量をちゃんと計算すると意外と高額になってビックリする ものです。砂利もけっこうな量が必要です。アクセントとして一部きれいな砂利を敷くのはDIYでも簡単かと思いますが。
コストもかかり、一度やってしまうと元に戻すことが困難なので、外構計画をしっかり立てた上で取り掛かるべきものです。
除草剤
除草剤も種類が多く迷ってしまいますが、主に使われている2種類について調べました。おすすめは、(2) グリホサート系の非農地用除草剤です。
(1) 箱系(または塩、重曹)
箱 売りされている粒状除草剤で、土壌に残り根から枯らすため、一度撒いたらそこで家庭菜園をすることはできません。天然素材と言われる塩や重曹も除草効果が ありますが、土壌に残り作物が育たなくなることには変わりありません。花も野菜も絶対に植えることはないという場所にのみ使うものです。
(2) グリホサート系
液 状除草剤で、葉から吸収させて枯らすため、土壌の汚染は無いと言われています。その特性から、刈った後の雑草や落ちている種には無効なので、年数回撒く必 要があります。かかった葉にのみ効果があるので、家庭菜園や生垣の近くでも使うことができます。ただし、安全とは言われていますが、畑の中の雑草にはあま り使いたくないですね。
この中でも種類があり、値段の高い方から並べて、「ラウンドアップ」「農地用」「非農地用」がよく売られています。
ラ ウンドアップはどう使われるかというと、遺伝子組み換え企業であるモンサント社製のラウンドアップ耐性を持った野菜を育て、農地全体にラウンドアップを撒き、雑草のみ枯らして除草の手間を省くものです。メーカーお墨付きの分、高額です。農地用は農水省が農薬として登録しているか否かで、国が安全と認めただけのこと。認可のコストが値段に反映されます。一般ユーザーであれば非農地用が一番コスパが高いです。
天然由来成分を掲げる、アース製薬やホームセンターのビバホームブランドから出ているものがあります(非農地用)。じょうろが付いていて便利だと思って買いました。約2,000円で6リットル入っていましたが、全く足りませんでした。また、芝には効きません。
こちらは、Amazonで1,000円以下だった非農地用グリホサート。100倍希釈で使うので40リットル分あります。薄めるときは、先に除草剤を入れると泡だらけになってしまうので、半分ほど水を入れた後に除草剤を入れるようにします。即効性はないものの、数週間でほとんどの雑草が枯れました。グリホサートの原液、これが一番コスパが高いです。
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