FIX窓を一番簡単な方法で二重窓化する「障子紙を貼るだけ」

吹き抜けの上部に２個、FIX窓（開閉できない嵌め殺しの窓）があるのですが、単板ガラスのため夏の直射日光で階段室が暑く蒸され、冬は冷気を落とす、デメリットばかりなのです。

もし新築で家を建てるなら、吹き抜けはキャットウォークを付けてメンテナンスできるようにするか、そもそも吹き抜けを作らないようにしますね。

そんなFIX窓のデメリットを、いくらかでも改善できるよう、二重窓化計画を実行しました。

FIX窓の二重窓化あれこれ

インプラス、プラマードFIX窓用　効果大、費用50,000円～

メーカーの後付二重窓の中にもFIX窓用があります。これでペアガラスを入れれば、防音・断熱効果は十分です。ただし居室でもないところにこれだけお金をかけるか？というのが引っかかりますね。



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自作ポリカ・アクリル　効果中、費用10,000円以内

方法は色々ありますが、既存の窓枠の内側に新たに枠を作り、ツインカーボやアクリル板をはり、抑え材で固定するものです。高所作業になるのと、見た目にこだわると面倒になりそうなので、躊躇しました。


二重窓　エコな簡易内窓キット　Ｍ　ホワイト　Ｗ1800ｘH900ミリ以内


今回はコレ↓

窓枠にプラ障子紙を貼る　効果小、費用2,000円～

アサヒペン 超強 プラスチック 障子紙 両面テープ貼り 94cmX4.3m 無地 6831


最近はプラスチックでできた、丈夫な障子紙があるんですね。それを窓枠に貼れば空気層ができるので、ペアガラスと同じ効果が期待できるのではないかと思い付きました。

耐久性は期待できませんが、何よりも安価なので好きな時に好きな柄へ交換できる利点があります。窓を開けることがない、FIX窓ならではの方法です。

FIX窓枠に障子紙を貼る

吹き抜けの窓は2m以上の高所にある為、ネジの効く部分にアイプレートを取り付けました。本当の落下に耐えられるのかは微妙ですが、脚立と腰を縄で縛るだけでも安定します。アイプレートをたくさん取り付けて、ロープを十字に組めば、アスレチックの完成です（オイオイ…）。

障子紙は、両面テープで一気に貼り付ける方がいいでしょう。糊だと窓枠によっては貼り付かない可能性があります。

大きめに切って、皺にならないよう貼り付けます。はみ出た部分をカットしますが、カッター刃は常に新しく、パキポキ折りながら作業します。

パパッと完成。ひとつ言い忘れました。窓枠が白以外では、はみ出たラインと透けが目立つので注意です。