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2018年6月23日土曜日

格安ミラー型ドライブレコーダー「JEEMAK ミラーモニター 4.3インチ」をフリードGB3へ取り付け&レビュー

ドライブレコーダー(窓貼り付け型、これも格安だった)が不調で、たまに電源が入らない症状がでるようになったタイミングで、Amazonのタイムセールでミラー型ドライブレコーダー(バックカメラ付き)を見つけたので購入しました。定価3,990円がセールで3,300円。ドライブレコーダー全般の中でも最安値と思われますが、実用に耐えうるものだったのかレビューします。

ミラー型(バックカメラ付き)を選んだ理由は…
  • フロントシェードの吸盤を取り付ける時、邪魔にならないように
  • フリード(GB3)のナビ画面は反射するため、バックカメラが役立たないことがある
前者について、車中泊用のピッタリした車種専用品を使っているので、ペロッと一箇所だけ剥がれても隙間光が気になるのです。同じ理由で、左上の1年点検のシールも剥がしてしまいました(罰則なしの法定点検なので実質問題ないはず)。

後者については、逆チルト調整可能なナビを買うか(対応機種が極少)、上部にシェードを付ける(ハザードが押しにくくなる)のが対策となりますが、ドライブレコーダーで代用できるならそれでも。


JEEMAK ミラーモニター 4.3インチ ドライブレコーダー バックミラー タッチパネル バックカメラ 170°広角 1080P 前後2カメラ 防水 Gセンサー 駐車監視 SOS緊急録画 ループ録画 日本語説明書 一年保証



開封、初期不良?と説明書の不備について

付属品

  • 本体と取り付けバンド
  • 電源コード(シガー、USB)
  • カメラと配線コード、取り付けネジと両面テープ
  • 説明書





電源コードの端子は懐かしのミニUSBです。シガープラグに加え、USBのケーブルも付属しているので、USB端子付きの充電器で動作させることもできます(何故これが付属しているのだろう?室内で動作確認するため?)。

タッチパネル式ですが、本体下部には物理ボタンも備えています。何故だろう?確かにタッチパネルの感度は悪いので、反応しなくなった際の非常用かもしれませんね。

初期不良?と説明書の不備

動作確認の為にスマホの充電器と繋いで電源を入れてみます。

フロントカメラは動作しますが、バックカメラの映像が見られず、切り替えボタンを押しても反応がありません。

説明書には、AV-in端子にカメラのジャックを繋いだ後、「カメラの赤い線をリアバックランプの正極に、黒い線を負極(恐らくアースの事)に繋ぐ」と書いてあります。しかし、アース線は見当たらず。切れているのではなく、最初から分岐していません。繋がないとバックカメラが認識されない仕様なのかしら?



バック線に12Vがかかると、バックカメラの映像が全画面に出る仕様と思われますが、通常時に切り替えボタンでバックカメラの映像が見られないというのはおかしい。0Vも未接続も同じ筈で、アースも無いとなるとどこの電位差を計測しているのか不安です。

そこで、バックカメラの動作不良、説明書の不備について、サポートにメール(jp.support@jeemak.cc)してみましたが、1週間経っても音沙汰なし…。

※シガー接続で動作することを確認しました。ただし、後述しますが、LEDの車検不対応と画質低下の問題は残っているため、取り付けは保留します。Amazonレビューにもありますが、アースが無いので、電源の取り方・車種によってはリアカメラが動作しない可能性があります。

フロントカメラ(ミラー)取り付け

フロントは既存ミラーにゴムバンドで止め、配線をモールの中に隠すだけです。



5VのミニUSBということで、もしやと思い旧ドライブレコーダーの配線を繋いだら、そのまま動作しました。



MicroSDも流用します。フォーマットすれば、問題なく使用できました。

リアカメラの取り付けは改造と工夫が必要

リアカメラについて、周囲に4つLEDライトが付いていますが、これは車検に通らない可能性が高いようです。「突起物」と「照明の個数」、両方に引っかかってしまうらしい。



そのため、LEDの配線を切って、ナンバー灯近くのバンパーに埋め込むように設置する必要があります。また、角度調節ネジは無いため、脚を折り曲げて調節する形になります。

うん、まぁ、無くてもいいかなぁと(笑)。ナビのバックカメラはあるし、ドラレコを買い替えたと思えば。両面テープ+ねじ止めになるので、車検の度に取り外すのは面倒です。

使用レビュー ~画質、画角はOK

このドライブレコーダーの画質は、フロントカメラのみの使用で1080p(FHD)、フロント+バック同時使用で720pとなります。これは手動設定ではなく、バックカメラの接続ピンジャックを繋いだと同時に自動で画質が落ちます。

ドライブレコーダーは4Kまでいらないけれど、FHDだとナンバープレートの解読に便利、というのが実状で、720pというのは物足りないところ。以下に各設定の動画を載せますが、画質優先の方はバックカメラを使用しない方が良いかもしれません。

1080p動画



720p動画



(参考)静止画撮影



画角ですが、フリードの場合、カメラを右下いっぱいに傾ければ、運転席側もカバーできます。これ以上となると、最近見かける360度ドライブレコーダーが必要になるのでないかしら。

ミラーはもちろん自動防眩ではありませんが、反射率が控えめなため、夜間でもライトの眩しさを感じず、昼間も実用上問題ありません。薄暗いときの無灯火車は見辛い感覚はありますが、手動式の防眩の操作と安全性を比べたらどんぐりの背比べです。

タッチパネルの感度が低く、ダブルタップになることもあるため、運転中の使用は厳禁です。設定は停車中に済ませましょう。指紋も残ってしまうので。

ナイトビジョン(強化された夜間撮影)はオンにすると、ただ白とびするだけです。他車のライトが無い田舎道を想定しているのでしょうか?オフでも十分実用的に撮れます。

総じて、交換ミラーと普通のドライブレコーダーとしてみれば、コスパも高く、良い製品と言えます。バックカメラは接続するとフロントの画質も下がること、車検で引っかかる可能性があることが✖。また、タイムセールを狙うべきで、同型他社製品も5,000円付近で売られていますが、待てば3,000円台まで落ちます。数年後は4Kもこの価格帯に入ってくると思われます。待てる方は待った方がお得です。

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