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2015年3月8日日曜日

リビング(フローリング、畳)にクッションフロアを張る

【時間】 半日(1部屋)
【費用】 30000円~(1部屋)
【難易度】 ★★★☆☆
【道具】 クッションフロア用接着剤、同系色のコーキング
【要点】 なるべく四角の単純な形の部屋で練習しておくと良い

古びたフローリングと、畳だったところにクッションフロアを張ります。

Before

After
(夜中に必死でやっていたので途中の画像はありません・・・)


フローリングの部分は拭いただけです。畳だったところは、畳を剥がし、丁度良い厚さの合板をビス止めし、パテで釘穴や隙間を埋めました。

クッションフロアは様々な模様や特色があり、床材の中でも安価でリフォームができます。昔のイメージだといかにもなタイル調で、すぐ傷がついてダメになるものを想像しますが、今は通販で良いものが選べるようになりました。

主な種類としては、

  •   普通のタイプ 一番安く、柄も豊富。屋内用。
  •   土足用 普通のタイプよりも厚さがあり、傷付きにくく、屋外にも使える
  •   重歩行用 耐久性があるので、土足で頻繁に歩く場所にも使える

これ以外に、ペットのいる家庭用やクッション性能が高いタイプがあります。

柄選びですが、中古住宅で全張替の場合、あまりにアンティーク調だとただの古い家に見えてしまうことがあります。綺麗すぎるのも違和感が残ります。ドアや巾木と色調を合わせるのが無難です。

購入は、リフォーム用品の通販店だと必要なメートル数が計算でき、接着剤や道具も同じ便で送ってもらうことができます。Amazonやホームセンターは高い。
また、サンプルは有料だとしても、迷っているもの全て送ってもらうことをお薦めします。

私は土足用のものを室内に使用しましたが、固くて型取りに難儀しました。重歩行用だと素人では無理かもしれません。私のように筋トレするときにダンベルを転がしたり、何十年も張換えはしたくないという人以外は、普通のタイプで良いと思います。

1.クッションフロアの型取り

クッションフロアはロール状になって送られてくるので、クセをとりながら伸ばし、おおよその長さで切って仮置きしていきます。壁際は大きめに切りますが、余り大きすぎても折るのに難儀なので、5~10cm程度にしましょう。クッションフロア同士の重なりは、模様を合わせることを優先します。フローリング調であれば境目で突き合わせるように位置合わせして、その位置をはみ出すくらい大きめに切ります。

部屋全てに敷き詰めたら、余計な部分を切り取っていきます。竹べらや地べらでコーナーに抑えつけ、癖をしっかりつけてから地べらにカッターを沿わせて切断します。余り力を入れすぎると破れてしまいますが、弱すぎると壁際にピッタリ密着せず、隙間ができてしまいます。これはコツがいるので、サンプルで練習しておくことをお薦めします。どうしてもうまくいかないときは、どちらかというと隙間が空いてしまう方が、大きすぎるよりも良いです。コーキングで埋めてしまえばいいので。大きすぎると後で浮いて来たりするので大変です。まあ、細かい仕上げを気にしなければ結構適当でも大丈夫です。

カッターは大まかに切るときは大型、角や凸凹など細かい作業の時は壁紙用の薄刃タイプが良いです。

コーナー部分は、クッションフロアの角を斜めにカットしてギュッと押しこめてから切り取ります。

壁際が終わったら、クッションフロア同士の突き合わせ部分を切り取ります。これは壁紙と同じ要領で、適当なところで2枚一緒に切って端を除けば、多少曲がっていてもピッタリくっつくという寸法です。カッターの刃が垂直になるようにさえ気を付ければ大丈夫です。

型取りが綺麗にできれば、ほぼ仕事は終わったようなものです。


2.クッションフロアの接着


接着には、専用両面テープと接着剤があります。

  • 両面テープ 簡単だが、高価で、貼った後のやり直しが効かないので小面積用
  • 接着剤 普通の部屋だったらこちらを使用。貼った後多少動かせる

クッションフロアの半分をめくり、接着剤を塗る、戻してからもう一方を同様に貼る、を繰り返します。接着剤は、薄く、均一に塗ります。乾燥までに時間があるので、焦らず丁寧に行います。余った接着剤は容器に戻します。接着剤がクッションフロアの表面や壁などに付着しないように気を付けます(乾いた後に気付くと、結構落ちにくくて苦労するので)。

接着が終わったら、圧接していきます。ローラーでもいいですが、クッションフロアの素材が固い場合は、木材に布を巻きつけたものを使った方がいいかもしれません。結構ギュウギュウ押さないと空気が抜けていきません。

クッションフロア同士の突き合わせ部分について、継目処理剤(ビニルを溶かすタイプの接着剤)を使用すると書かれた解説書もありますが、私は必須のものではないと思いました。圧接時に隙間部分にも接着剤が溢れ出てくるし、ピッタリくっついていればそう剥がれるものでもない、またピッタリで無ければ継目処理剤の効果がないのでコーキングするしかない、ですのであえて使わなくてもいいのかと。
うまくやらないと溢れ出て余計汚くなったりもするので。

1部屋やればコツも掴めると思います。フローリング張り替えよりもずっと安価ですので、お手軽な模様替え気分で出来ます。

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