【費用】 壁かけ金具15000円、配線ケーブル・器具10000円
【難易度】 ★☆☆☆☆ ~ ★★★★☆(穴あけ・配線含む場合)
【道具】 ドライバー、壁下地センサー
【要点】 下地の補強と配線が重要かつ時間がかかります。補強済み・間柱の位置がわかる場合は簡単
テレビは角度調節できるアーム付の壁掛けにしようと決めていました。テレビ台の、あの存在感が嫌だったのと、パソコンやゲームなど用途に応じてにフレキシブルに動かしたいのが理由です。
壁掛けの欠点としては、レコーダーやゲーム等の置き場所に困ること、置き場所によっては配線が難しくなることです。また、壁に穴をあけて戻す場合は、壁紙の張り替えと同時に行う必要があります。
壁掛け金具は色々種類があり、間柱の配置やテレビの機種から選定しなければなりません。
私は「壁掛け.com」に問い合わせして選びましたが、丁寧に回答してくれて良かったです。こういう業者って日本で販売している全てのテレビを買うか借りるかして対応を調べているのでしょうか?頭が下がります。
間柱ですが、壁下地センサーか、叩いてみるか、針式のもので刺して調べます。「テレビの機種名、間柱の間隔、付けたい場所」をまとめて問い合わせれば確実かと思います。付けたい場所に固定できて、コンセントやアンテナ線も近くにあれば、壁をいじらなくても取り付けできます。
壁掛け金具の下地作り
前述したように、間柱にビス止めできるのであれば、壁の補強は必要ありません。私の場合は、アームの長い金具でスウィングもするので長年にわたりグラつきが起こらないようにしたいこと、壁に穴を大きく開けた状態で配線を行う方が楽だったため、下地作りから始めました。金具の設置場所を決め、大きめにボードを切り抜きます。設置場所の目安としては、普段見る姿勢で、目線よりもテレビ上端が、テレビの縦寸法の3分の1以上高くなると、目が疲れやすいようなので、邪魔にならない程度に低めに設置する方が目の為に良いそうです。私は椅子に座った目線とテレビ上端を合わせましたが、いい感じです。
穴が開いたら、ビスの取り付ける高さに、横方向に補強材を入れます。これで、間柱の位置に関係なくビスを打てるようになります。
テレビの配線
レコーダーやゲームはどこに置くかというと、隣の部屋に情報機器ラックを作り、そこにまとめることにしました。LANもHDMIもアンテナケーブルも、10メートル程度なら問題なく引っ張れます。テレビ裏に欲しいのは、100V電源、HDMI×2(レコーダーとゲーム)、LAN、アンテナです。HDMIは28mmのPF管に1本だけ入れます。無理すれば2本入りますが、交換時に大変なのでおすすめしません。HDMIコンセントを使うと背面がすっきりします。Panasonicの絶縁枠に入るタイプものと、プレートまでセットになったものがあります(後者のほうが比較的安価)。どちらも一般的なボックスに固定することができます。
ゲーム機はWiiU。WiiU FitやWiiソフトで遊ぶ時はセンサーバーが必要なのですが、社外品でワイヤレス乾電池式タイプがあるので、これをテレビに貼り付けました。
→その後、電池交換が面倒になり、テレビ裏のUSBから電源を採れるこちらのタイプを購入しました。

Wii用『ワイヤレスセンサーバー』
スピーカーケーブルやUSBケーブルを追加するのもいいと思います。テレビ裏のコンセント類は、隠れるので意外と目立ちません。
終わったらボードと同厚のベニヤを張り、パテで埋めて壁紙を貼ります。
壁掛け金具の取り付け
金具は重いことだけを注意すれば、ビスを打っていくだけなので簡単です。取り付けたらテレビを引っかけて、ボルト止め。壁掛け金具の取り付けは難しくないですが、隠蔽配線の難易度は高いです。とは言え、壁紙を貼り換える予定があるなら、その前に準備を済ませておけば、グッと容易になります。
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