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2015年2月21日土曜日

IHコンロからガスコンロへ交換

【時間】 1日
【費用】 ガスコンロ40000円、ガス可とう管4000円、ヘルメシール
【難易度】 ★★★★☆
【道具】 レンチ2本、(パイプレンチ)
【要点】 本来であれば資格がなければ交換できませんので、自己責任で!




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コンロは10年物のIHで、ガスの元栓はメクラされて残っていました。中華鍋を使いたいのもあるし、空調は全室エアコンのみでブレーカー容量に余裕を持たせたかったので、ガスコンロに交換します。ビルトインガスコンロの場合、元栓との接続に「ガス可とう管」というフレキパイプを使いますが、この接続に資格がいるようです。資格といっても国家資格ではなく、ガス会社独自のものなので、無資格で行うことは法律違反ではなく、単にルール違反ですね。ただし、ガス会社によっては数千円で工事をやってくれるところもあるようなので、問い合わせてみて安ければ頼んでしまった方がいいです。うちの場合は接続だけで2万円すると言われたので、自分でやりました。可とう管や漏れ防止用のヘルメシールは、ホームセンターでは置いていないと思いますが、通販で購入することができます。

ビルトインコンロは、IH・ガスに係らず天板の穴の幅で機種が決まります(奥行きは同じ)。60cmと75cmの2種類が主なものです。一般的なシステムキッチンだと60cmが多いと思います。75cmはPanasonicの三口横並びコンロとか。後はホーロー天板かガラス天板を選びます。私はコンロは消耗品だと思うので、安価なホーロー天板を選びました。料理後にすぐ布巾で拭けば綺麗な状態を保てますよ。
後はガスの種類です。都市ガス用・プロパンガス用があります。「都市ガスが引かれているが成分はプロパンだ」という地域があるかもしれないので、一応成分も確認しましょう。「都市ガス用機器を使ってください」などとガス会社のパンフに書いてあります。

固定ねじをいくつか外せば、撤去できます。その穴に新しい器具を入れて、固定するだけです。あとは元栓と器具を接続するのですが、うちの場合既存の元栓の位置が悪く、どんな長さの可とう管を使っても接続できません。仕方ないので、元栓の位置も変えてしまいました(これはまた別の資格が必要だそうですが…)。通常であれば、ちょうどいい長さの可とう管を購入すればポン付けできると思います。六角部分が無いガス管をどうやって締め付けるかというと、パイプレンチを使用します。これは管に爪をくいこませて締め付ける道具です。ねじ山にはヘルメシールという漏れ防止剤を塗ります。ホームセンターに行くと1/2白ガス管シリーズのL字やさまざまな長さの管が売っていますので、組み合わせて、可とう管が届くように配管します。可とう管は金属なので極端に伸ばしたり曲げたりはできませんので、ちょうどよく配置されるように注意が必要です。接続が終わったら、元栓を開け、各接合部に石鹸水を塗って漏れがないか(ブクブクしないか)をチェックします。また、ガスメーターが回っていないことでも確認できます。臭いや音も確認しましょう。ガス警報器の設置もおすすめします。



日立金属:ソフレミニ 都市ガス用 FHO1/2X400



金属可とう管ソフレミニ(都市ガス用) 1/2×300


作業自体の難易度は高くなかったのですが、ガスの配管に頭を悩ませてしまいました。恐らく昔のガスコンロはガス栓の位置が今と大きく違うのかと。比較的新しめのガスコンロからガスコンロへの交換は、簡単だと思います。IHからガスコンロへの交換は、デメリットの方が多いのでやめた方がいいです。






 元栓からコンロへ接続。元栓が古いガスコンロの位置に合わせていたため、新しいコンロの接続位置と合わず、金属管と可とう管をむりくり繋げる形になってしましました。漏れなければそれでいいんです。新しめのコンロからの交換の場合は、可とう管の繋げ直しだけで済むと思います。


使ってみて、やっぱりガスの方が個人的にはいいですね。ただし交換はIHの方が断然楽です。コンセントを外して取るだけなので、無資格で安価にできてしまいます。ガス会社も安価・明朗で工事をしてくれればいいのですが、機器の販売やメンテナンスでも利益をあげなければいけないので、難しいのでしょう。私は「自分の家のことだから自己責任でやる」と考えましたが、不安な場合はガス会社に頼んで値切って(「え~、その値段ならIHにしちゃうよ~」とか)やってもらうのも方法だと思います。

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