8型Windows8タブレットの中で最安値帯のONDA V819Wです。
ONDAは中国のメーカーで、安価なAndroidタブレットやAndroid/Windowsデュアルブートタブレット
を製造しています。
Amazonで約15000円で購入しました。
パッケージは綺麗です。
付属品は、充電器のみです。怪しげなお札も入っていました(笑)
【セットアップ】
例によって、まずローカルアカウントでユーザー名を半角英数字にしてログインします。
その後Windowsアカウントと同期させます。こうすることで、マイドキュメント等が入っている
ユーザーフォルダ名が半角英数字になります。もし、Windowsアカウントでログインし、
名前が全角で登録している場合、フォルダ名が全角の名前になってしまい、
一部アプリが正しく動作しなくなってしまいます。
その後Windowsアカウントと同期させます。こうすることで、マイドキュメント等が入っている
ユーザーフォルダ名が半角英数字になります。もし、Windowsアカウントでログインし、
名前が全角で登録している場合、フォルダ名が全角の名前になってしまい、
一部アプリが正しく動作しなくなってしまいます。
(各アプリの設定ファイルはユーザーフォルダ内の隠しフォルダに保存されるが、
パスに日本語・記号などが入っている場合に正しく動作するかはアプリによって違うため。
ほとんど問題ないですが、外国のフリーソフトなどで不具合が出るものがあるようです。
これはWindowsの仕様で、仕方がありません)
パスに日本語・記号などが入っている場合に正しく動作するかはアプリによって違うため。
ほとんど問題ないですが、外国のフリーソフトなどで不具合が出るものがあるようです。
これはWindowsの仕様で、仕方がありません)
セットアップが終わったら、Windows Updateを行います。
Windows8.1では、機種によってBluetoothと無線LANの同時使用が難しい場合があります。
電波の干渉がドライバで解決できないことで起こっている問題のようですが、
こういう場合は最新ドライバを入手するか、Bluetoothを諦めるしかないです。
この機種もWindows Updateの後から同時使用ができなくなったので
(その前から不安定でしたが)、ドライバを探しましたが、見つからず諦めました。
ONDA社公式ページに更新用ファイル?らしきものもあるのですが、
いかんせん中国語Onlyなので詳細不明です。
電波の干渉がドライバで解決できないことで起こっている問題のようですが、
こういう場合は最新ドライバを入手するか、Bluetoothを諦めるしかないです。
この機種もWindows Updateの後から同時使用ができなくなったので
(その前から不安定でしたが)、ドライバを探しましたが、見つからず諦めました。
ONDA社公式ページに更新用ファイル?らしきものもあるのですが、
いかんせん中国語Onlyなので詳細不明です。
後は、メールとLINEのセットアップをすればスマホと同じように使えます。
【使い勝手レビュー】
まず、Androidタブレットと比較すると、パソコンのデスクトップ環境がそのまま移行できるのが
最大の利点です。ネットワークの共有も普通にできます。
Androidだとそれ用のアプリを数多から探さなければいけません。
最大の利点です。ネットワークの共有も普通にできます。
Androidだとそれ用のアプリを数多から探さなければいけません。
また、周辺機器の対応も流石Windowsで、メスUSB-オスMicroUSB変換ケーブルを使えば
マウス、キーボード、プリンタ、ペンタブレット、ゲームパッドなどWindows対応周辺機器が
ほぼ全て接続できます。
マウス、キーボード、プリンタ、ペンタブレット、ゲームパッドなどWindows対応周辺機器が
ほぼ全て接続できます。
欠点は、Windowsストアアプリが数・質ともに貧弱なこと。
その代替策としてデスクトップアプリやブラウザ上で同じことをやろうとすると、
8型の画面では小さすぎて使い辛いこと。
例えば、動作が軽くて見やすいニュース/RSSリーダーは無いし、
これから作られるかどうかも分かりません。
その代替策としてデスクトップアプリやブラウザ上で同じことをやろうとすると、
8型の画面では小さすぎて使い辛いこと。
例えば、動作が軽くて見やすいニュース/RSSリーダーは無いし、
これから作られるかどうかも分かりません。
Windows Phoneがある程度シェアを獲得して、開発者も増えてくれば
状況は変わるかもしれませんが。スマホが出た頃に「これは高性能な電話ではなく、
パソコンに電話が付いたものだ」と言われたことがありましたが、
結局のところスマホはスマホの独自の使い方を進化させて、
パソコンのような使い方もしないし、パソコンを使わない人も所持するようになりました。
Windowsタブレットは、それよりずっとパソコン的なものです。
これでパズドラはできません。
込み入った設定にはコントロールパネルを開かなければいけません。
今はまだマニアック・ガジェットの域を脱していないように思います。
状況は変わるかもしれませんが。スマホが出た頃に「これは高性能な電話ではなく、
パソコンに電話が付いたものだ」と言われたことがありましたが、
結局のところスマホはスマホの独自の使い方を進化させて、
パソコンのような使い方もしないし、パソコンを使わない人も所持するようになりました。
Windowsタブレットは、それよりずっとパソコン的なものです。
これでパズドラはできません。
込み入った設定にはコントロールパネルを開かなければいけません。
今はまだマニアック・ガジェットの域を脱していないように思います。
他のWindowsタブレットと比較すると、まず安価であるということが最大のセールスポイントで、
HDMI出力が付いているのも便利です。
欠点は、ストレージ容量が全く足りないこと。
SDカードが差せるのでデータはそちらに保存すればいいのですが、
ストアアプリはCドライブに入るので、いくつかインストールしてWindows Updateも行うと、
もうカツカツになります。
SDカードが差せるのでデータはそちらに保存すればいいのですが、
ストアアプリはCドライブに入るので、いくつかインストールしてWindows Updateも行うと、
もうカツカツになります。
レジストリを弄ってストアアプリのインストール先を変えることはできますが、
アプリによって動作しない場合があるのでおすすめしません。
通常のWindowsアプリであればSDカードへのインストールで問題ないと思います。
この容量でWindows10にアップデートできるのかしら?
アプリによって動作しない場合があるのでおすすめしません。
通常のWindowsアプリであればSDカードへのインストールで問題ないと思います。
この容量でWindows10にアップデートできるのかしら?
私はこれを、壊れたAndroidタブレットの代わりに購入しました。
主な用途はNAS内の電子書籍の閲覧です。
そんなときに、パソコンとネットワーク共有で手軽にファイルのやり取りができるのは
今までにない利点です。
主な用途はNAS内の電子書籍の閲覧です。
そんなときに、パソコンとネットワーク共有で手軽にファイルのやり取りができるのは
今までにない利点です。
Androidタブレットは大型化しているスマホで代用されるのではないかと思っています。
そこで、手持ちできるパソコンとしてWindowsタブレットはより有用ではないでしょうか。
そこで、手持ちできるパソコンとしてWindowsタブレットはより有用ではないでしょうか。
ただし、現段階でのストアアプリの貧弱さやWindows8の不完全性から、
万人に向けておすすめできるものではないことは認識しておくべきです。
万人に向けておすすめできるものではないことは認識しておくべきです。
【おすすめツール】
・LibreOffice
Microsoft Officeは入っているのですが、1年間のみのライセンスなので、
無料オフィスがおすすめ。SDカードをインストール先に指定して、問題なく動作しました。
無料オフィスがおすすめ。SDカードをインストール先に指定して、問題なく動作しました。
・TeamView
Windowsマシンからリモートデスクトップができるツール。
細かい設定など、タブレット上で行うと億劫なものをパソコンから操作可能になります。
細かい設定など、タブレット上で行うと億劫なものをパソコンから操作可能になります。
※ちなみに、Windows標準のリモートデスクトップはホスト(操作される)側が
Windows8 Pro版でないとできないので、タブレットに対しては不可能
Windows8 Pro版でないとできないので、タブレットに対しては不可能
・Microsoft Solitair, MiniPiano
3Dや容量の多いゲームはマシンスペック的に無理。
暇つぶし的なシンプルなゲームがあると良いです。
暇つぶし的なシンプルなゲームがあると良いです。
・Nyalu
電子書籍閲覧ソフト。無料でこれ以上のものは無いかと。ZIPファイルをそのまま開けます。
・CodeWriter
ストアアプリでテキストエディタというとこれがベター。
・LINE
言わずと知れたメッセンジャー。
LINEのユーザー登録でFacebookやメールアドレスを登録していれば、
Windowsからログインすることができます。
LINEのユーザー登録でFacebookやメールアドレスを登録していれば、
Windowsからログインすることができます。
・OneNote 2013
Officeの中でこれは無料で提供されています。OneDriveと連携できるメモ帳として使えます。
【同時購入品】
OTGケーブル(メスUSB-オスMicroUSB変換ケーブル)とUSBハブがあると
マウスやキーボードを繋いでデスクトップ的な使い方ができるので、購入をお薦めします。
マウスやキーボードを繋いでデスクトップ的な使い方ができるので、購入をお薦めします。
このときタブレットスタンドもあると便利です。
Bluetoothキーボードは、無線LANとの同時使用が難しい
(ドライバ更新によって改良される可能性あり)ので、
このタブレットのために購入するのは控えた方が良いです。
USBドングルタイプの無線キーボードやマウスであれば
正常動作する可能性が高いと思われます。
結局USBハブや充電器で机の上がケーブルだらけになるのだからと、
有線キーボードとマウスを繋ぐのも有りですね。
(ドライバ更新によって改良される可能性あり)ので、
このタブレットのために購入するのは控えた方が良いです。
USBドングルタイプの無線キーボードやマウスであれば
正常動作する可能性が高いと思われます。
結局USBハブや充電器で机の上がケーブルだらけになるのだからと、
有線キーボードとマウスを繋ぐのも有りですね。
MicroSDカードは必須です。データはこっちに保存しないと、本体容量が足りなくなります。
【その後】
恩田様ですが半年ほど使用し、成仏されました。
不具合として、まずタッチパネルがタッチとずれる現象が起きました。WindowsUpdateの直後だったので、ドライバの更新が原因と思い、再インス
トールすると回復。しばらく使えていましたが、今度は画面が表示されず、バックライトだけに。暫く放置したら直りました。次は、タッチパネルが一部(中心
からやや下、高さ1cm程)反応しない現象です。もう諦めて分解してみると、どうやらフレキシブルケーブルのコネクタ部分かケーブル自体が脆く、接触不良
が起きているようです。不具合の全ての原因は、構造的な弱さでした。
故障とは関係ないのですが、
WindowsタブレットはNyaluで漫画を見ることにしか使いませんでした。元々家の簡易NASに溜めた漫画ファイルに簡単にアクセスできるように
Windowsを選んだのですが、最近のAndroidのアプリはネットワークにシームレスなUIでアクセスできるのですね。Nyaluも中途半端な出来
で、特に見開きページの横長ファイルを2ページとして自動認識してくれないのは致命的。
畢竟、
Windows8.1とタブレットの相性が悪いということで、思いつく欠点を挙げれば、バッテリー残量表示が無い(デスクトップのタスクバーの小さいアイ
コンのみ)、アプリが少ない、デスクトップ画面だとボタンなどが小さくタップ操作が辛いが、これでしか動作しないアプリやコントロールパネルが存在するこ
と。
Windows10が進化してAndroidに追いついたらまた使ってみようかと思います
が…。次に買うタブレットを選ぶなら、Android4.4以上、USBホスト機能、Root取得実績ありで1万円以下を探すと思います。Windows
タブレットがネットや雑誌で特集され、隠れたブームになっていますが、まだまだ過渡期で初心者が選ぶものではありません。中国製だから悪いというのではあ
りません。逆に中国でもまともな製品が作れるようになった頃が、「こなれて」きて買い時なのかと思います。
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