勝手口というのは多くの家に標準装備されていて、中古で購入した我が家にも付いていましたが、必須かと問われるとハテナと傾首するもので、実際新築では付けないこともあるらしい。
我が家にはキッチンから庭に抜けるように設置されていましたが、
- そもそもその動線上には小屋があり狭くて使い辛い
- 錠が古すぎて交換できない
- 通気口がガタついて隙間風が入る
ことより、埋めてしまって、壁面収納を取り付けました。
費用は約10,000円、工期は室外1日、室内1日ほど。屋外の防水に気を付ければ、難しい工事ではありません。
費用は約10,000円、工期は室外1日、室内1日ほど。屋外の防水に気を付ければ、難しい工事ではありません。
扉の撤去と外側閉鎖作業
ドア枠を外して外壁と同じ素材のサイディングを貼るのが一番綺麗かと思いますが、コストと手間を考えて、扉を外してドア枠を残し、耐水ベニヤ・外壁と同じ色のトタンを貼ることにしました。ドアの断熱・防音性能に問題が無ければ、扉を残して隙間をコーキングし、内装のみ仕上げるのも手だと思います。
ベニヤを固定するための枠材をドア枠に固定し、ベニヤをビス止めします。その上から防音シートを貼り付けましたが、防音というよりはトタンとの隙間を埋めるためのゴムシートとして。トタンをビス止めし、隙間をコーキングします。見た目はあまりよろしくないけれど、見られる場所ではないので、これで良しとしましょう。
タッカーで貼り付け、余りはカッターで切り取り RapだYo
内装ベニヤ貼り
ドア枠が出っ張っているので、削らなければなりません。これには電動カンナが役立ちました。プロは電ノコでギリギリをカットするのかな?怖くてできませんが。
削れない場所はノミで
内壁は石膏ボードかベニヤを使います。ウチはここに食器棚を壁付けするのでベニヤで。内側にも防音シートをはりますが、防音シート+壁材の厚みで周囲の壁と面一になるように枠材の位置を決めます。垂直・水平よりも重要ですので、端材でこのような治具を作り、上下左右どこでも壁からの寸法が同じとなるようにします。
枠材~(防音シート+壁材)で周囲の壁と面一になるように
枠材の位置決めをします
冶具をピッタリ当てた状態で枠材をドア枠に固定
断熱材はスタイロ+ウレタンフォームにしましたが、耳付きグラスウールの方がよかったかも。ウレタンフォームは狭い隙間じゃないと固まる前に落ちてきます。グラスウールなら安いし、大量に買って残りは屋根裏に突っ込めばいいのです。
周囲の壁紙を少し剥がし、パテで段差を埋めます。壁紙はもちろん、巾木も同じものを用意すると「後から埋めちゃった感」が減少します。私は端材に同じ色を塗って代用しました。
完成!!
食器棚を作成予定
勝手口のリフォームを頼むと10万円以上かかるので、不要なら埋めてしまうのもいいのでは?
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