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2014年8月3日日曜日

家計の管理~家計簿はどっちがつける?

結婚に伴い家を購入するということは、家計を一緒にすることでもあります。小遣い制など方法がありますが、世帯収入の少ない我が家では、アバウトなやり方はできません。夫と妻どちらかが家計簿をつける必要がありますが、どちらが行うのが正解でしょうか?


家計簿は小遣い帳ではない

支出を分類し、収入とのバランスを考えるための、小遣い帳が良く売られています。学生や実家暮らし、社会人数年目まではこれでもいいでしょう。しかし、資産形成やローンが人生に入り込んでくると、無用の紙切れと化します。

小遣い帳では、株・投信・現金・複数の銀行口座に分けられた資産、ローンやクレジットカード未払いの負債(私は住宅ローンについてはその性質上、消費としていますが…)を管理する方法が無いからです。

例えば、10万円を翌月に繰り越すのに、有価証券でも現金でも資産は変わらないのが本当ですが、普通の家計簿だと出費10万円(資産減)、株は付箋紙にでも貼って忘れないようにするのか?と、困ってしまいます。

ちなみに、簿記では売買手数料を有価証券の値段に含めるため、売ったときの損益のみ収益(消費)として帳簿につけます。FXで売買が多いと面倒ですが、ポジションを解消したタイミングで帳簿に付ける方法でも帳尻は合います。その場合、証券口座をひとつの資産でまとめるのではなく、株とFXで分けるとやりやすいです(帳簿の残高 - 実際の残高 = 損益)。

これらについて私は、よくある市販の家計簿で管理するのは不可能だと思っています。簿記ソフト又はExcelで自作するしかありません。

簿記が得意な方がやる!

さてどうするか?簿記3級を持っている私が家計の管理をすることにしました。自作の複式簿記Excelファイルは、実家住まいの時代からずっと使っていましたので。

男性がやるべきか女性がやるべきか、性別は関係ありませんが、男性の方がサラリーマン経験が長ければ、稟議やら予算やらで簿記を目にする機会が多いので、取っ付き易いと思います。

逆に夫の方が芸術家タイプだ、発達障害だ、ギャンブラーだ(笑)といった場合は、嫁が頑張るべきでしょう。その際は簿記を勉強し、資格を取って、「知識を元に家計を管理する」ことを主張するといいですね。

性格や習慣ではなく、知識と経験によって家計管理者を決める。これが正しいやり方です。正しいといっても人間同士、なかなかうまくはいかないものですが…。

複式簿記の家計簿Excelファイル

参考にされたい方のために、私が使用している家計簿~複式簿記版~Excelファイルを公開します。かなり癖があるので、皆様が活用できるかは自信ありませんが…。

複式簿記の記入例ドキュメントも公開しますので、自由に記入してかまいません。これで合ってる?こんな取引はどう書く?といった場合は、コメントしていただければ、随時回答をドキュメントに記載します。

Excel家計簿のカスタムの依頼も承っております。軽微なものであれば、無料・短期間で対応可能です。私としても、様々な活用パターンが知りたいもので。お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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