いくつか候補を見つけて、実際に外観を見に行ったりしましたが、不動産の値段は正直なもので、割安の物件は必ずそれなりの理由がありました。鉄塔の近くだとか、ごみ置き場が玄関前にあるだとか。
SUUMOのサイトでは細かい住所まで載っていませんが、おおよその住所と外観、Googleストリートビューから場所を特定することはできます。また、取り扱っている不動産会社のサイトで同じ物件を検索すると、より詳しい情報が載っていることもあります。
住宅ローンの事前審査
物件探しと同時に行うべきだったのは、住宅ローンの事前審査です。私の場合は始めるのが遅くて、スケジュール的に不動産会社提携の銀行になってしまいました。条件は悪くなくて、結果的には良かったのですが、複数の銀行を比較することが出来なかったのは残念です。
売買契約に進むためには、事前審査が通っている必要があり(=ローンが借りられる見込みがある客)、複数の客がいる場合は、審査が通った順に抑えておくことができるということだそうです。
住宅ローンと売買契約①【事前審査】
個人の信用情報、収入、頭金、購入する住宅から、借りられる額が決定
※ただし、金利は確定しない場合が多い
住宅ローンと売買契約②【売買契約】
購入の意思を確定する。ただし、ローンの本審査で落ちた場合は破棄できる。それ以外の勝手な理由では違約金が発生する。
住宅ローンと売買契約③【本審査】
事前審査+団信の審査など詳細な条件で決まる。売買契約が必要。
※最終的な金利はここで決まる。
住宅ローンが先?物件が先?
住宅ローンの事前審査を始めるために、物件の確定が必要
難しくなる理由は、まず事前審査の段階で物件が確定していなければならないことと、最終的に金利がいくらになるかは本審査を待たなければいけないことです。
不動産会社の提携銀行の場合は、事前審査が迅速で、最終的な金利も提示してくれました(給与の振込・公共料金の支払いに使うという条件で)。
仙台の東急リバブルは、山形の地方銀行である荘内銀行と提携していて、何故に?と思いましたが、荘内銀行はイオンに出店もしているし、色々と攻勢をかけているのですね。
提携しているということは、
不動産屋「OO銀行さん、この人が払えなくなっても家を売れば確実にOO円になるから損はしませんよ。貸してあげてくださいよ。」
と言えるからスムーズに進むのでしょう。
また、給与振り込みなどで取引がある銀行は審査が早い・通りやすいという話も聞きます。しかし私の場合、七十七銀行は審査のスピードも金利も駄目駄目でした。このあたり、山形人と比較して仙台商人の商売下手さ加減が見て取れます。
候補の物件で住宅ローンの事前審査を「まずはやってみる」
振り返ってみて、不動産売買の主導権を握るには、候補の中で高めの物件で事前審査をしておき、そしてその結果を内覧の際に不動産屋に伝えることが必要だと思いました。
事前審査はネットで申込みできるので、内覧の予定よりも前に始めることをおすすめします。物件、年収など色々な条件を組み合わせて審査するため、アレッ!これしか借りれないの?とびっくりすることも有り得ます。早めの準備が肝心です。
事前審査はネットで申込みできるので、内覧の予定よりも前に始めることをおすすめします。物件、年収など色々な条件を組み合わせて審査するため、アレッ!これしか借りれないの?とびっくりすることも有り得ます。早めの準備が肝心です。
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