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2014年8月24日日曜日

物件内覧当日(後編)

内覧が終わると、次の手続きに進みます。保留にするか、ローンの事前審査にすすむかです。ホームインスペクションの結果の利用方法も説明します。


ホームインスペクターからの説明

さて、住宅診断が終わり、その場で説明を受けます。さすが一級建築士ですね、見るところが違います。ただし簡易検査なので、床下・天井裏は見える範囲の確認のみとなります。

  • 基礎のヒビについて・・・モルタルで補修しているが、注入剤で補修し直すべき(ビフォーアフターでよく見るやつですね?)細かいヒビについても、ひとつひとつ説明を受けました。
  • 基礎に鉄筋の露出がある。クラックや爆裂は見られないが、配筋をミスした可能性?コンクリ補修材で隠れるように埋めればいい
  • 傾きについては、柱に傾きが見られないので、床梁が地震でずれた可能性がある。床が鳴るようになったら心配だが、基礎から傾いている訳ではない。
  • 断熱は昔のやり方なので欠損がある。
→後日、これらをまとめたレポートを頂きました。

心配していた傾きが、地盤沈下や土台が原因ではなかったので、購入に踏み切ることができました。ホームインスペクションですが、私は必須だと思いました。というより、素人だけで中古物件を評価するのは難しすぎます。せめて家に詳しい友人や親戚に同行してもらうことをおすすめします。

台所の高さ、洗濯機置き場の幅も重要です



購入申し込み

最後に、「購入申し込み」を行いました。これは特に決まった形式のものではなく、不動産会社によってお金を払ったりすることもあるようです。キャンセルしても問題ありません。

この不動産会社の場合は、申し込みと同時に提携銀行での事前審査を入れて、同時申込者がいる場合は早く審査が下りた人から売買契約ができるルールになっているようです。この時点で、任意の銀行で事前審査が通っていれば、それを見せて売買契約に進むこともできるそうです。ただし、SBIネット銀行の審査は駄目だと言われました。業界でも有名なザル審査のようで、本審査で落ちる人がよくいるそうです。

ここから、事前審査(1週間位)を待ちます。

あんしん仲介保証物件・瑕疵担保責任について

ちなみに、この物件は東急リバブルのあんしん仲介保証物件となっていました。

一般的な中古物件の保証は、3ヶ月以内に例えば雨漏りが発生した場合に売主に補修費用を請求できる、といった非常に頼りないものです(瑕疵担保責任)。

あんしん仲介保証は、これを1年間に延長し、東急リバブルが補修費用を支払うというものです。これにより売主は売った後の補修費用を心配する必要がなくなり、買主は保証がある程度まともになって安心できるという利点があります。売主買主にお得なサービスであり、不動産会社は大丈夫なの?と勘ぐってしまいますが、実際は事前に検査を行い、基準を満たした物件(1年で雨漏りもシロアリも発生しないような物件)しか保証に入れていないようです。逆に言えば、こういった保証を行っている不動産会社が仲介しているにもかかわらず、保証が一般的な瑕疵担保責任のみの場合、何か不具合があるのでは?と勘ぐってしまいますね。

 

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