しかしカメラの固定方法は試行錯誤の真っ最中です。自作ストックマウントを製作し、破壊し(笑)、チェストマウントに落ち着きましたが、手ぶれと自由度の低さは、見る楽しみを半減させてしまいます。強化された2019年バージョンの「アクションカメラの(たぶん)壊れないストックマウント」の製作記をどうぞ!
アクションカメラでスキー撮影する方法
- ヘルメットマウント
- チェストマウント
- ジンバル手持ち
- ストックマウント
ヘルメットマウントはボタンを手探りして撮影開始/停止する手間がX。チェストマウントは安定しており、コブ斜面で無ければブレも気にならないのですが、いかんせんパン固定ではツマラナイ。ジンバル手持ちは理想ですが、防水ジンバルはカメラより高価だし、邪魔になります。そこでストックマウント。アダプタでチルトを変えれば、上からも雪面スレスレも自由に撮影できます。
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ストックマウント第三弾の製作
まず、棒に付けるかグリップに付けるかを考察します。棒の場合、ハンドルアダプターで簡単に付けられますが、物理的に上向きチルトが無理なこと、棒が動画に映り込むことがデメリット。グリップの上面にカメラ用ネジが付いた登山用ストックもあるくらいなので、本来ここがカメラの指定席です。
最初は、100円ショップのミニ三脚のネジ部分を貼り付けて小さなビスで止めましたが、破壊。次にストックの頭に大きめの穴を開け、同じくミニ三脚の頭ごと入れてしまい、接着剤で固めましたが、激しい滑りでネジ部分がもげてしまいました。やはりテコの原理で振られてしまうんですね。
こうなると、ネジを貫通させるか、マウントを直接ビス止めするしかありません。マウントは色々入ったセット品が2,000~3,000円で売られているので、失敗しても平気。
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まず、ストックの頭がポッコリして邪魔なので、プラノコで水平になるよう切り落とします。平らならばそのままでいいと思います。
真ん中のネジは、ストラップの交換とストック長を切り詰めるときに使用するので、一応アクセスできるようにしておきます。休憩時などにすぐ取り外しできるよう、嵌め込み式のマウントを利用しました。この嵌め込みはかなり強力なので、プラスティックが劣化しない限り破損することはないかと。
ビスと接着剤で固定します。プラ同士なので、併用しないと強力な固定は無理です。また、嵌め込み式のマウントはスライドして固定されるため、ビスの頭が出ないように面取りしておきます。
※実際はもう一つジョイントを加えた方が撮影の幅が広がります
完成!ブンブン振り回してみましたが、かなりガッチリ固定できています。激しい滑りでも壊れることはないでしょう。さて、それじゃあスキーに出かけてきます!
→安比スキー場、セントメリースキー場で撮ってきた動画です。やっぱりストックマウントは安定しており、面白いアングルで撮れるのでおすすめです。
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