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2018年2月10日土曜日

仙台から冬の箱根へ ~車で巡る、御朱印とグルメ旅

仙台から2月の箱根へ2泊3日で旅行に行ってきました。箱根の2月は年中一番の閑散期。然もありなん。紅葉も終わり、散策には寒い季節。しかし混雑を避けてのんびり遊べる機会でもあります。

寒いとはいえ日中気温は10℃前後、コートを羽織れば歩くのも苦なく、東北人ならもうスタッドレスタイヤを履いているので、運転の心配もいりません。記録的な大雪の数日後に行ったのですが、道路は日陰に圧雪が残る程度。また、ノロノロになる程の渋滞は、大涌谷駐車場入り口付近のみでした。

箱根の駐車場と混雑状況

無料で車を停めるなら、函嶺洞門駐車場へ深夜~早朝に停めるべし



箱根湯本で唯一24時間営業の無料駐車場があります。箱根湯本駅から1km弱下った、函嶺洞門駐車場がそれです。ここを確保できれば、箱根湯本をゆっくり観光できるのですが、区画も少ない為、当然すぐに満車となります。

そこで金曜夜に出発し、常磐道~圏央道を通って、深夜2時に着くようにしたところ、ガラガラに空いていて停めることができました。道路の両側が駐車場となっていますが、箱根湯本から向かって右側が、広くてトイレもあるので便利です。7時頃になると次々と車がやってきたので、朝一で停めるよりも、前日入りで仮眠をとるつもりで行くのがいいでしょう。



湯本から向かって右がトイレ付きの広い区画



左はこじんまりとしています



ちなみに厚木JCTでは、厚木「出口」方面から小田原厚木道路に向かいます。「出口」表記に惑わされて東名に乗ってしまったのは私です。一応、分岐直前にも「小田原厚木道路」の看板はありますが…。

その他の駐車場と混雑状況

箱根神社は周辺に無料駐車場があります。ただし、2月でも各所数台ずつしか空いていなかったので、混雑時は難しいかもしれません。宮ノ下、箱根園、大涌谷は有料駐車場のみとなります。

箱根湯本、箱根神社、大涌谷

箱根湯本

華やぎと店舗数で言えば、依然訪れた伊勢おかげ横丁に見劣りしますが、温泉街でここまで賑わいを見せるのはここ唯一かもしれません。お土産は小田原でも買えるものが多く、帰りに寄るならばここで荷を重くすることはありません。ここでしか買えないお薦め品は、村上二郎商店の梅酒、ちもとの湯もちです。




所用時間は2~3時間、昼ご飯までといったところでしょう。



この後宮ノ下の渡邊ベーカリーに向かったのですが、公営駐車場は満車で、店も行列だったので通り過ぎました。

箱根神社



先ほどの宮ノ下付近で車の量が増えた以外、東海道1号線はスムーズに進めました。ゴールデンウィークなどは渋滞で動けなくなるんでしょうね。



箱根神社で楽しみにしていた、権現からめもちは完売。午後一で売り切れとは…。箱根湯本の観光を重視しない場合は、最初から神社近くの24時間無料駐車場に停めるといいでしょう。ただし、9時からの御朱印を頂いてから湯本に行けば、確実に函嶺洞門駐車場は満車となってるので、どちらかを選ぶ必要があります。

大涌谷

大涌谷を最後にしたのは、宿が近くだったからで。75号線を戻るようにして向かいます。駐車場へ登る坂で、この日初めての渋滞。とは言っても満車だった訳ではなく、入り口で520円手払いだから詰まってしまうのですね。

箱根湯本、箱根神社(芦ノ湖)、大涌谷と標高が高くなるにつれ、寒さも厳しくなってきます。東北の秋と冬くらいの違いがあります。とは言え、閉鎖直前の蔵王御釜と比べれば天国なので、普通の冬着で大丈夫。

黒たまごは5個で500円。売店ではすぐ売り切れ、黒たまご館の外は行列になりますが、中にある黒たまご専用レジに行くと快適に購入することができます。2018年2月現在、噴火の影響で周辺の散策ができないため、黒たまご館が唯一の見所となりますが、黒たまごは『ここでしか買えません』。



箱根から伊豆へのルートと伊豆山神社

箱根から伊豆へ



2日目、宿を出て、75号線~旧東海道~道の駅箱根峠~箱根峠~20号線熱海峠方面へ抜けると、山道ですが有料道路を通らずに済みます。この日は霧と残雪の為、途中で引き返す車もチラホラ。急坂とカーブが続きますが、蔵王エコーラインと比べれば天国です。

伊豆山神社

熱海は坂の街です。道路が狭く、見通しが悪いので注意しましょう。かくいう私も、伊豆山神社駐車場を通り過ぎてしまい、Uターンする場所を探すのに苦労しました。

伊豆山神社駐車場は6~7台しか停められないので、9時前には着きたいところ。手水舎では2匹の龍が出迎えてくれ、鎮守の森の合間からは、初島の浮かぶ相模湾を覗くことが出来ます。



伊豆から小田原へのルートと小田原城、報徳二宮神社

伊豆から小田原へ



熱海から小田原へ向かいます。海沿いの135号線を通りますが、有料の真鶴道路は特にメリットはなさそうでした。渋滞は逆側の伊豆行き方面が段々酷くなる様子で、こちら側は1号線もスムーズ。有料の西湘バイパスに乗る必要はありません。総じて東京の人の逆を行けば、快適な旅ができそうです。

小田原駅、小田原城、報徳二宮神社

小田原駅周辺に停めれば、城を含め歩いて観光できるので、上限料金のあるコインパーキングに停めると便利。狭い700円~普通の1,000円くらいが相場です。城は駐車場待ちの列が出来るほどでした。



小田原駅の食事処・土産屋は、駅ナカと近くの商店街にあります。おおよそ箱根湯本で見たものが並びますが。駅前のあげかま屋『すず天』では、練り物たこ焼きと梅ソースというご当地絶品組み合わせがいただけます。



『小田原おでん本店』『だるま』は有名店の為、要予約 or 行列です。前日に見つけて飛び込みで行ったところ、オープン時点でもう入れませんでした。

報徳二宮神社は小田原城に隣接しており、どちらも駅から歩いていけるのがいいですね。小田原城は梅の咲き始めでした。報徳二宮神社にはカフェがありますが、半外なので寒い時は厳しいかも。オリジナルの可愛い御朱印帳はここで、御朱印は境内の社務所(ホテルのロビーの如く立派な処)でいただけます。



小田原から圏央道路、友部SAで車中泊、偕楽園、常盤神社

小田原から圏央道路へ

夕方に帰路につきます。1号線を帰りますが、交通量が多かったので西湘バイパスの無料区間、西湘二宮から乗ったところ、渋滞で大失敗。工事の為1車線になる区間があり、ボトルネックとなっていたのです。工事はこれから2年かかるようなので、しばらくは1号線を通った方がいいでしょう。

厚木の街中でガソリンを満タンにして(これで宮城までノンストップで帰れます)、圏央道から常磐道へ。友部SAで車中泊です。

偕楽園と常盤神社

次の日、せっかく水戸まで来たのだからと、梅まつり開催前の偕楽園へ行ってみました。一部咲きといったところですが、まつり前なので駐車場は無料です。今年の冬は寒くて開花が遅かったのですが、早く咲いた年には、まつり前に行くと混雑を避けられるのでおすすめです。



常磐神社は水戸の義公、烈公を祀る神社です。幕末の水戸は討幕なのか慶喜派なのか、記憶が曖昧になりますが、仙台藩もどっちつかず、幕府も開国交易を求め、薩摩も夷狄を叫ぶ時代、それも知らず鍬をふるう民の強きこと。

お土産スポット①JA津田直売所


干し芋は土産物屋よりも、水戸以北に多くある、JAの直売所で買うのがお得です。以前買って以来、これしか食べれなくなった程、柔らかさ、舌触り、甘さが別格なのが、茨城産干し芋です。

お土産スポット②酒の遊園地イシカワ


茨城の地酒を買い忘れたと、ふと寄ったのですが、この店の品ぞろえは全国級です。地方の有名な酒はほとんど揃っています。銀河高原ビール、一ノ蔵も。薩摩の焼酎、チリのワインも。

旅と御朱印の総括 ~箱根神社、伊豆山神社、報徳二宮神社、常盤神社

冬の関東地方は、東北で言えば秋の気候で、旅歩きもし易く、観光地も道路も混雑を避けられる季節です。雪道をサッと抜け出して、暖かい地方への旅はいかがでしょうか。

下に、今回の旅でいただいた御朱印をまとめます。

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