②棚柱+ブラケット+棚板
がありますが、①の棚受けの部材が意外と高価で、棚間の高さを変えられないデメリットを考えると、②の方法がリフォームではbetterと思われます。
今回私はリビングの角にプリンタ、本、装飾品を置く棚を、棚柱を使って製作しました。
将来大きな複合機を置くかもしれない、本も文庫本2段にするかもしれないと考えると
棚間を可変にすることは必須です。
もちろん新築であれば設計士と話し合って、始めから収納物を決めておき、棚も固定で
すっきりと納めることがbestと思います。
幅は約900mm、棚柱の高さは手の届く範囲とし、1200mmとしました。
おおよそどの家でもこのサイズで作ることになると思います。
棚柱は「ロイヤル」と「LAMP」が2大メーカーで、あとはホームセンターのプライベートブランド等があります。メーカーによる差は殆どありませんので、手に入りやすい方を選べば良いでしょう。色は白・黒はどのメーカーでもありますが、ロイヤルではゴールドやニッケルメッキが選べます。メーカーを選んだら、棚柱、ブラケット、棚板を選定する必要があります。
棚柱の選定
穴の1列 or 2列と、長さ(高さ)を選びます。2列は強度というよりは、隣に棚を増設する必要がある場合に使います。普通に一つの棚を作る場合は1列で。長さは想定する棚全体+αで余裕を持たせておけば、将来も困らないでしょう。ロイヤルだと「ASF-1」という型番になります。
棚柱の端を保護するキャップもあります(CAS-1)。必須ではないですが、棚柱が目立つような配置の場合は見た目と怪我防止のために付けることは有用です。
ブラケットの選定
ブラケットは木板用 or ガラス板用と、奥行きを選びます。ガラス板は殆ど店舗用なので、木板用で。ロイヤルだと「A-32/33」で、左右セット売りとなっています。
棚板の購入
棚板はメーカーでは用意していないので、自分で選ぶ必要があります。簡単なのはホームセンターに売っている棚板用合板で、塗装・コーティングがしており、幅・奥行きが様々なサイズが揃っているのでカットする必要がありません。注意するのは、ブラケットが300mmの場合、壁からブラケットの先までは310mm程あることで、壁にピッタリつけたい場合は大きめの棚板を使う必要があることです。
ツーバイ材や足場板を繋いでオイルステイン塗装するとお洒落になると思います。私もそう思っていましたが、思わずセール品の合板を見つけて買ってしましました。半額は大きい・・・
フラッシュ合板でなく、芯材が入っているので、サイズが合わない場合はカットすることもできます。
棚柱の固定・棚の組み立て
場所の選定
ネジが効く場所であることが必須で、石膏ボードにアンカーで取り付けることはできません。
下地センサー等を使い、間柱があることを確認する必要があります。
棚柱の据付け
柱の上に、スリムビスで固定していきます。ビスは頭が小さめのもので。コーススレッドだと太すぎます。専用のビスも売っています。棚柱のカラーに合ったビスもありますが、ブラックであればマジックで塗ってもいいでしょう。
ブラケットと棚板の固定
ブラケットはロイヤルは嵌めるだけ、LAMPはゴムハンマーで打ち込む必要があるようです。
ブラケットを嵌めるだけでは左右にグラグラします。棚板と固定することで安定します。
ビス穴はいくつかあり、幅広のものもあるので、大雑把に止めても大丈夫です。パッと見で曲がっていなければ大丈夫!
棚柱の幅と奥行きがあるので、そのまま棚板を付けると後ろに隙間ができます。そう気になることではないのですが(電気のコードが通って便利だったりする)、壁にピッタリ付けたい場合は板に切り欠きを入れれば良いです。
収納に必要な棚にプラスして、飾り棚を付けると生活に余裕が伺えますね。
細い棚柱ですが、肉厚でしっかりしており、棚を作業台として使っている人もいるようです。
「見せる収納」を安価で作りたい場合におすすめです!
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