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2020年10月21日水曜日

Amazon Fire TV Cubeレビュー~NASの音楽再生→OK、Panasonic DIGAのチャンネル録画を見ようと試行錯誤→使えない

 Amazon Fire TV Cubeを、2020年、コロナの影響で遅れてやってきたプライムデー(10/13)にて8,980円で購入。Stick 4Kが定価6,980円なので、テレビやAVアンプの電源連動、Alexa機能(テレビ無しでも自前のスピーカーで答えてくれる)、有線LANアダプタ、処理能力の高さを考えると、この差は買いでしょう。定価の14,980円は高すぎですが。

我が家での、AVアンプ、NAS、全録レコーダー、Imouネットワークカメラとの連携という、マニアックな環境下でのレビューです。


Fire TV Cube - 4K・HDR対応、Alexa対応音声認識リモコン付属 | ストリーミングメディアプレーヤー



AVアンプ ONKYO TX-SR343 との連携

中古で3~5万円で買えて、HDMI入力・5.1ch出力に対応した、貧乏人のための今時アンプ。


ONKYO TX-SR343 AVレシーバー 5.1ch/Bluetooth対応 ブラック TX-SR343(B) 【国内正規品】

これに、Fire TV Cubeを接続します。ちゃんと「STRM BOX」と名付けられた端子が存在するのでここへ。ただし、CubeにはHDMIケーブルが付いてこないので、別途用意する必要があります。これは、テレビ近傍に置く人と、テレビラックに入れる人で、必要とする長さが違うためでしょう。AVアンプに繋いでアンプの上に乗せる場合は、20~30cmで事足ります。

初期設定でAVアンプ機種名=ONKYOを選ぶだけで、設定完了です。オンオフ連動、音量調節がFireのリモコンで出来るようになります。これで、ダサいONKYOのリモコンは捨ててOK!

ただし、Alexaで入力切替はできません。これはFire TVがAVアンプの機能を持つまで無理でしょう。


QNAP NAS TS-212P内の音楽・ビデオをVLCで視聴

TS-212Pはもうロートルの機種ですが、何年も故障なしに動いてくれています。



QNAP (キューナップ) TS-230 ツールレス 設計 スリムデザイン 採用 の 2ベイ HOME 向け NAS


今はこんなお洒落なデザインになったのね。まず、NAS側でメディアストリーミングを有効にしておきます。スマホやパソコンでは勿論色々なアプリから聴けますが、AVアンプから直接出すのが難しい。パソコンからBluetoothで直接繋ぐと、何故か音量が極小に。有線で繋ぐには離れすぎている。Echoと優先で繋いで、EchoにパソコンからBluetoothで飛ばせば何とか聞けますが…。

CubeのアプリVLC(オープンソースのマルチOSプレーヤー)を使うと、あっさり再生できました。リモコン操作でフォルダを辿って再生できます。画面がダサいけど!



Imouネットワークカメラの映像を見る

downloaderでaptoidTVアプリをインストールすると、アプリ一覧からImou lifeが選べるようになります。これで一応ネットワークカメラの映像を見ることができるようになります。「一応」と書いたのは、これはAndroidアプリを無理やり入れているだけなので、リモコン操作が見辛く、Bluetoothマウスが必要となるから。カメラのパンや、画面分割の切り替えがリモコンでは出来ません。それに、テレビでカメラ映像だけ写すのは勿体ない。ウィンドウ表示ができる正規アプリが出てくれれば理想的ですね。


Fireタブレットに無理やりGoogle Playを入れて、Imou lifeを使うとカメラ映像が見れます。これをテレビの側に置くのが現実的な解ですね。


Panasonic DIGAのチャンネル録画を見る→無理!!

我が家のテレビ視聴は、DIGAのチャンネル録画だけです。今時、リアルタイムでテレビを見る人っているのでしょうか?うちの親ですら、全チャンネル1週間分録画したものをCM飛ばしながら見てますし。

まずは、正式対応しているDiXiM Playerから試します。これで、一応見れますが、全く実用的ではありません。お金を払うのはやめましょう。

  • 番組表表示に非対応
  • 読み込みに時間がかかる上に、新しい順に並べられない

この2点が駄目。



日付かチャンネルを選ぶしかなく、その後は時系列でズラッと並ぶので、探すのに時間がかかります。横軸チャンネル、縦軸時間の表で見せてくれるだけでいいのに。


それでは、チャンネルごとに新しい番組を探そうとすると、デフォルトが古い順なので、表示を新しい順にしても暫く番組が現れません。スクロールして10秒くらい経つとクルクルが消えて見れますが、今日の番組を探すだけで10分以上かかることに。

次に、PanasonicのiOS/Androidアプリ「どこでもディーガ」を試しました。Panasonic謹製アプリというだけで嫌な予感バリバリですが、意外とFireタブレットからは番組表表示、スムーズな視聴ができます。うん、つまりタブレットをジップロックに入れて風呂にもっていけば、「プライベートビエラ」は不要ということ。寝室用の小さいテレビも要らない。試せてないけれど、ChromebookでもDIGAの録画番組を見ることができるのでないかしら?

これをFire TVに入れるために、downloaderからapkpureに入ります。

ここからはキーボード必須です。画像のiBUFFALOタッチパッド付Bluetoothキーボードは、JIS/US配列が混ざったおかしな形態のため、Fireに繋ぐとリターンすら押せないので、オススメしません。

DownloaderのBrowserから「https://m.apkpure.com/jp/」へアクセス



インストール後、CLUB Panasonicにユーザー登録→ログインして起動、番組表まで成功

再生するとエラーメッセージが…

失敗の原因は、著作権上?、HDMI出力している機器でテレビ番組を再生することを禁止しているからでしょう。これにはお手上げ。

仕方ないので、DIGAからAVアンプに繋ぎ、DIGAに切り替えてDIGAのリモコンで見るしかありません。しかしDIGAのリモコンは、無線接続を選んでもFire TVのリモコンより飛びません。PanasonicのVIERAならテレビのリモコンでDIGAを操作できますが、最初の通信確立に1分以上かかるし、余計なサブメニュー表示をいちいち消す必要があります。それよりも、Fire TVのちっちゃくてシンプルなリモコンひとつで全操作完結したかったんだい!


まとめ

ということで、Fire TV Cubeは普通にPrime MusicやPrime Videoを見るには何の問題もありません。ただし、他の機器と連携するにはAmazonの独自規格が邪魔をするので、遊びの範囲は狭められます。Android TVも独自規格が使い辛そう。Chrome TV / Windows TVなんてのが出てくれたらいいんですがね。


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