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2018年8月31日金曜日

GearBestで中華スマホUMIDIGI A1 Proを購入&レビュー ~B19対応、1万円強の格安スマホUMIDIGIはGearBestのセールを狙う(初めての海外直輸入)~送料無料で到着日は?実際何日かかるか ~スマホ料金を月2,000円以下にするひとつの方法

嫁に与えたASUS Zenfone Selfie(初期型)がモッサリすぎて使い物にならず、落として画面もヒビが入ったので買い替えることにしました。
※ASUS Zenfone Selfie…インカメラにもアウトカメラと同じ性能の部品を使った自撮り重視モデル。しかしスペックが低すぎて肝心のカメラの起動に10秒かかるという重大な欠点アリ。

スマホは高くても安くても結局使い捨てという認識なので、1万円台で買えるものを探していると、ちょうどGearBestのタイムセールで「UMIDIGI A1 Pro」が11,281円で売られていることを見つけ、即決しました(通常は約15,000円)。GearBestでの注文方法や実際に使用しての所感を記します。

中華スマホの選定→Band 19(B19)対応を選ぶ

中華スマホを購入する際、対応バンドに気をつけなければなりません。バンドとは、テレビやラジオのチャンネル・周波数と同じようなものと考えていいのですが、世界各国(特に中国)で使われている電波の周波数が日本と違うので、それぞれの機種の対応状況が問題になる、ということです。

特に問題になるのが、Band 19(B19)という周波数で、

「色々な会社が電波利権を貪りあった結果、NTT Docomoは世界中で使われていないB19を大規模なエリアで使用することになった」

ことにより、

「日本では、日本向けに作られたスマホしか、まともに使えない(郊外・山で圏外)」

のが現状なのです。だから、Xiamiのスマホを買ったら都心部は良いが郊外で圏外になる、こんな時Xiaomiを責めてはいけないのです。ドコモやテレビ局や代議士を糾弾しましょう。
※Xiaomiも機種によってはB19に対応しています

そんなこんなで、B19に対応し、ドコモの全国を網羅するエリアを活用するためには、ASUSやHuaweiなどの日本正規代理店のあるメーカーか、恐らく日本へ旅行をする中国人のために作られた機種から選ぶしかありません。

価格で選ぶと後者になりますが、選択肢は極僅かです。ハイエンドのグローバルモデル(世界中の電波に対応するついでに、日本のB19も含まれる)か、何故かエントリーモデルで対応しているもの。安価なものだと「Ulefone T1」「UMIDIGI A1 Pro」他数点くらいしかなく、「Vernee M6」は発売前にB19対応を謳っておきながら販売後のスペック表で非対応が明らかになる始末(一転して実は対応、という情報もありますが不確定です)。UMIDIGI A1 Proを選んだのは全くの消去法です。

GearBestでの購入方法→PayPal払いがおすすめ(クレジットカード使用)「Amazonじゃ駄目ですか?」


UMIDIGI A1 Proを購入したのは、GearBestという中国の通販サイトです。

この機種はAmazonでも販売されていますが、マーケットプレイスで定価以上でしか売られていないので、転売屋の出品と思われます。返品交換などのサポートも期待できないので、Amazonで買うメリットはありません。

GearBestは日本円表示可・PayPal払い可という利点があります。ただし、一応翻訳可能(不自然な日本語)ですがサイトは英語表記で、住所もローマ字入力する必要があります。また、送料無料を選ぶと、届くまで1ヶ月近くかかることがあります。商品によりますが、500~1,000円程支払うと1週間前後で手に入れることができます。ただし、どちらにしろセールを待たないとお得に買うことができないので、時間に余裕を持って、セール時に送料無料で購入するのをおすすめします。

PayPalというのは、クレジットカード情報を通販業者に渡さずに買い物が出来る仕組みです。怪しげな中小通販業者が跋扈していた90~00年代は、安心というメリットがあったのですが、今は必ずしも必要でなく、Amazonでも対応していません。ただし、手数料は無料なので、保険の意味も兼ねてPayPal払いを選択することは損ではありません。荷物が届かなかった場合の返金要請が、通販業者とPayPalどちらにも出来るようになるので。

「先にPayPalアカウントを作成し、カード情報と住所を登録する」「GearBestでPayPal払いを選ぶ(最後でなく、途中で選ぶので注意)」ことでスムーズに買い物できます。住所はPayPal、GearBest両方入力しなければならず、相違があると注文が弾かれることがあるので注意します。住所の英語表記は番地からになります。ZIP Codeというのが郵便番号です。最終的には日本の配達業者が届けるので、多少の間違いは読み取ってくれるようです(アパート名をどこの欄に書くとか、電話番号の頭のゼロを抜くかどうか等)。

私が購入した際、2018/8/19に1日限定セールにて注文し、翌日発送で「12~25営業日到着予定」とメールが来ました。実際に届いたのが2018/9/1、発送から13日目です。日本郵便が配達してくれました。送料無料では早い方で、運が良かったのでしょう。価格は11,281円。これはサイトの日本円表記と数百円違っていましたが、表記はあくまで目安で、注文時のドル円レートで決まる為です。

UMIDIGI A1 Proレビュー

箱はスゴク高級で、1万円のエントリークラススマホとは思えません。付属品はUSB-Cケーブルと充電器、SIM取り出しピン(これが説明書の封筒の留め具のように嵌っていて、センスある)で、箱外に充電器の日本用変換器が入っていました。購入ユーザーの国によって、合う変換器をGearBest側で同封していると思われます。


また、保護シール、プラスチックケースが既に装着されています。シールが1mm程ずれていたのと、ケースが半透明の薄いグレーのため、スマホ背面の綺麗な塗装が見辛くなるのが残念な点です。

指紋認証は一瞬で認識します。ZTE V580は違う指が触れても画面が点いてしまうのですが、これは認証しないとバイブのみなので、無駄が無くて良いです。

カメラも必要十分で、ビューティーモードだと本当に美肌になります。スマホの音量をオフにするとシャッター音も消えてしまうのは、便利だけど悪用は厳禁ですね。

私はエントリークラスのスマホしか使ったことがないですし、ゲームもほとんどやらないので(旅先で駅メモとレキシトコネクトで駅と城を集めるくらい)、そちらの視点でのレビューはできませんが、数年前の安価なスマホと比べれば「爆速」です。メール、LINE、ブラウザはサクサク動きます。これが国産のローエンドモデルだと、もっと高いのにメモリをケチってまともに動かないこともありますが。

11,281円のスマホを2年快適に使えるとすると月々470円。プラス格安SIMが1,500円だとすると月々2,000円弱の費用となります。スマホってこれくらいで維持できるものなのです。「流行りのゲームがやりたい」「やっぱり皆と同じiPhoneが良い」理由で高いスマホ料金を払うのは、100%ユーザーの責任です。総務省と三大キャリアの喧嘩に期待するのは止めましょう。

知っている人は「技適(技術基準適合証明)を取っていない」ことを気にするかもしれませんが、これはザル法で、技適の無いスマホを使って捕まることはありません。違法電波なら役人が靴底減らして駆けずり回って見つければいいだけで、倫理的にも問題なしと私は判断します。

GearBestでレビューを書くとポイントがもらえるそうなので、Google翻訳で必死に英語レビューを書いてみました(笑) …ホント、英語はちゃんと勉強した方がよかったと痛感(特に語彙)
This is a basic model smartphone, necessary enough for basic use.
I'm in Japan and using on NTT Docomo mobile network. It's very good. 
This is compatible with LTE band 19 (used in suburbs and mountains) and all other frequencies.
Although UMIDIGI is not a famous brand in Japan, it is extremely cost effective and easy to use in Japan. LINE, Mail, Chrome Browser and light games work well. I recommend UMIDIGI Z2 Pro for mobile game freaks. Thank you, UMIDIGI!!

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