三千円を連呼するのはセールの底値だからで、定価の5,980円で買ってはいけません。お気に入りリストに入れてセールを待ちましょう。
ちなみに、Fire HD 10は10,480円、HD 8は5,480円、7は3,000円が底値の目安です。→Fire HDなどのレビュー記事はこちら
Amazon Echo Dotのセットアップ
Echo Dotのセットアップは、Android/iOS/Amazonストアアプリの「Alexa」から行います。デバイスの追加ーEcho Dotを指定すれば、後は流れに沿って初期設定が出来る筈です。初期設定が終わると、Echo Dotは単独でWiFiに繋がるので、手元にスマホが無くても声で操作できます。しかし私が行ったときは、Echo Dotがネットワークに接続できず、かれこれ1時間程試行錯誤することになりました。はっきりした原因は分かりませんが、考えられるのは「WiFi 5G帯のチャンネルが自動でうまく合わなかった」「タブレットを買ったばかりで、システム/Alexaアプリが最新でなかった」ことです。もし接続できない場合は、2.4GHz帯での接続(5Gとの表記が無い方のアクセスポイントを使う)、ルーターのセキュリティ設定確認、母機側のアップデートや再起動を試してみてください。
Amazon Echo DotをAlexaアプリからコントロールする
結局、2.4G帯で接続完了。Alexaアプリで操作できるのかと思ったら、「この機器はサポートされていません」の表示。あれ?と思いましたが、Alexaアプリでは操作する機器を選択する必要があり、これがタブレットのままになっていたのですね(つまり、タブレットに話しかける場合の設定)。Echo Dotを選択すれば、Amazon Music等、対応する操作一覧が現れます。具体的な音楽の指定は、声よりもこっちの方が早いです。ただし、アプリごとに「ChromeCastで再生」のようにはできないので、その場合は後述するBluetooth接続を使います。
Amazon Echo Dotでできること
意外というか、Bluetoothは送受信ともにできるので、スマホの外部スピーカーとして使えます。Echo Dotとコンポをライン端子で繋いでいれば、Bluetooth非対応のコンポでスマホの音楽を聴くことができるのです。Amazon Musicでスマホにダウンロードした曲を聴くとか、foobar2000等別アプリでmp3を聴く時はこちらの方法しかありません。接続方法はAlexaアプリから、設定ーBluetoothで機器を追加します。「アレクサ、ニュースを開いて」でNHK朝のニュース等の録音を聴くことができます(ただし、23時にやっても21時のニュースが流れる。恐らく朝昼夕夜4回の更新)。リアルタイムにラジオを聴くなら、「アレクサ、ラジコをひらいて」で地元のラジオ局が聞けます。面白いものとして、台北食堂やローソン店内の音を流してくれるスキルもあります。スキルというのはAlexaのアプリのようなもので、今後機能が追加されても、Echoを買い替えることなく、新しいスキルを使えるシステムです。
できること、音楽の事しか話しませんでしたが、それ以外は特筆すべきものが無いから…(以下に続く)
Amazon Echo Dotの駄目な点
唯一のエンタメ?としての「じゃんけん」は、後出しされて必ずユーザーが負ける仕様。しりとりなんかもありますが、イライラするくらいの言語認識精度の低さ。それ以前に、テキスト読み上げ自体が不自然なので、長文のナレーションは聞くレベルではありません。昔の映画に出てくるロボットの会話みたい。天下のAmazonのAIがこれとは…。また、ライン端子でコンポと繋ぐ場合は、先にコンポの電源を入れる必要があります。ここは、将来的にはHDMI ARCで繋げるようにして、オーディオ機器のオンオフをコントロールできるのが理想です。待機電力オフ機能や、ライン入力からのオン機能があるアンプならより便利に使うことができます。
電気機器のコントロールと言えば、スマート家電はまだまだオモチャ段階なので、手を出す必要はありません。eRemote等の赤外線系のモノは、ピタゴラスイッチでリモコンを押しているようなものだと思ってください。アイリスオーヤマのWiFi機能付きエアコンが一歩進んでいますが、アイリスオーヤマがスマートホームを作れるとは思えません。スマートホームとは、エアコン・24時間換気・サーキュレーターが連動して電気代を節約できるようなシステムであり、三菱電機のHEMSみたいなガラパゴス・高価なシステムとか、Philips Hueのようなオモチャが乱立して規格も定まらない状態で、使えるモノになるのはまだまだ先になりそうです。
Amazon Echo Dotの楽しみ方~コンポと繋ぐべし
スマートスピーカーとして見ればまだまだですが、3,000円のBluetoothレシーバとして見ればこれ以上のモノはありません。実家に眠るDIATONEのデカいスピーカーと、安いD級アンプをつないで、Echo Dotをライン接続。これでネットワークオーディオの完成。ONKYOやPioneerの安いコンポでもいいですし、オーディオ機器のハードウェアの進化はとうに止まっているので、中古でちょっと高級なモデルを買うのもオススメ。今時のお洒落なBluetoothスピーカーより断然いい音を出しますから。
スマホとコンポを有線接続するのと何が違うかと言えば、Echo Dotは場所が固定だから、有線が邪魔になるデメリットが皆無なこと。そして三千円なら、家中全てのコンポ(多くて3台くらいだろう)にそれぞれEcho Dotを繋いでおける。Echo Dot同士の連携機能もこれからアップデートされそうなので、楽しみですね。Amazonさん、もうそろそろ定価を下げちゃいませんか??
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